NEWS & RACES

2020.08.30

スタート時のペナルティが重くのしかかる結果に

2020年8月30日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                       

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート

第8戦:ゲートウェイ500第1レース(200周回)

開催地:ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ / オーバル / 1.25マイル(2.01km)

予 選:11位   決 勝:15位

 

スタート時のペナルティが重くのしかかる結果に

~ゲートウェイ500第1レースは15位でチェッカー~

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、今期第8戦となるゲートウェイ500第1レースのスタート時、グリーンフラッグが振られる前に発生したパイルアップ、多重クラッシュに関連して課された遺憾と言わざるを得ないペナルティで最後尾からのスタートに。結果、ホンダエンジン搭載、ギャランティード・レート社スポンサーの55号車をドライブするパロウは15位でチェッカーを受けました。

 

スタートのフォーメーションラップからペースカーが退き、フロントストレッチでいよいよグリーンフラッグへという時に前車が減速。11番手からスタートのパロウも前車に合わせて減速、接触を避ける為にラインを飛び出し、かろうじて走り抜けることに。パロウは無傷だったものの、後続車がスピンしてしまい、その結果、接触を避ける為とはいえグリーン前に隊列から外れてしまったことで、ペナルティを科されてしまいました。

 

このペナルティにより、14周回で18番手からリスタートとなった55号車のパロウは、63周回目の最初のピットストップまでに11番手までポジションを上げましたが、その後は15番手で周回を重ねていきました。

 

102周回目の小雨によるコーションの数周回前にトップ10に浮上してきていたパロウは、しかしながら、122周目のリスタートでは13番手に後退。

 

パロウはレース終盤、最後のピットストップまで可能な限りコースに残り、チャンスとなり得るコーションを期待していましたが、そのまま15位でチェッカーを受けることになりました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「スタートが普通ではありませんでした。グリーンフラッグが振られる直前のタイミングで、前車との接触を避けるためにラインから外れたのですが、グリーン前だったということで、それがペナルティとなってしまい、最後尾からのスタートになってしまいました。そこからは自分たちのペースを上げる努力をするだけのレースでした。イエローが出た時は多少ラッキーでトップ10に入ることができましたが、リスタートでいくつかポジションを落としてしまいました。再度コーションが出ることを期待して、最後のピットストップまで可能な限り長く走り続ける作戦でしたが、僕らの期待どおりには運びませんでした。明日もレースがありますし、55号車の仕上がりは良いので頑張ります。」

 

ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイで開催される第2レース、アレックス・パロウは14番グリッドからスタートします。ダブルヘッダー・ウィークエンドの第2部は、現地時間午後2時45分(東部標準時午後3時45分)にグリーンとなり、日本では、31日(月)午前4時からGAORA SPORTSで生中継される予定です。

2020.08.24

アレックス・パロウ、初のインディアナポリス500マイルレースで印象的なパフォーマンスをみせるも完走ならず

2020年8月24日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                         

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第7戦:第104回インディアナポリス500マイルレース(200周回)

開催地:インディアナポリス・モーター・スピードウェイ / オーバル / 2.5マイル(4.023km)

予 選:7位         決 勝:28位

 

 

アレックス・パロウ、初のインディアナポリス500マイルレースで印象的なパフォーマンスをみせるも完走ならず

~シリーズ戦ルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキングは首位~

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、8月23日に開催された初のインディアナポリス500マイルレースで見事なパフォーマンスを披露しながらも、9番手を走行していた122周回目の第1コーナー立ち上がりでコントロールを失いウォールにヒット、残念ながら完走を果たせずにレースを終えました。

 

3列目7番グリッドからスタートしたパロウは、グリーンフラッグが振られた直後にトップ10圏外へポジションを落としてしまいましたが、トップ集団に追いつこうと、全長2.5マイルのオーバルで貴重な経験を積みながら、懸命かつ堅調に周回を重ねていきました。

 

61周回目にはトップ10集団に追いつき、他車とは異なるピットストップ戦略で4番手までポジションを上げ、さらに3周回してから2回目のピットストップを実施。パロウは20番手でコースに復帰しましたが、87周回目終了時のコーションで次のピットインまでに、ポジションを12番手まで戻しました。

 

101周回目でグリーン・コンディションになった時に13番手を走行していたパロウは、その後トニー・カナーン選手やライアン・ハンター-レイ選手などのベテランドライバーをオーバーテイク、再びトップ10集団へ復帰。

 

しかしながら、9番手を走行していた122周回目の第1コーナー立ち上がりでスピンを喫しウォールにヒット、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのデビュー戦には終止符が打たれることに。初インディ500は28位と悔しい結果となりましたが、デイル・コイン・レーシング withチームゴウのアレックス・パロウは、シリーズ通算127ポイントを獲得し、2020年ルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキング首位に返り咲きました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「残念でした。立ち上がりが低すぎたのか高すぎたのか、実際のところあのスピードでは、何が起きたのかはよくはわかりませんでした。我々のマシンの方が速いと思ったので、2~3周でニューガーデン選手を捕えようと思っていたところだったのですが。」

「デイル・コイン・レーシング with チーム・ゴーのクルーたち、ギャランティード・レート社はじめスポンサーの皆さま、そして僕自身にとっても、とても残念な結果となりました。初めてのインディ500で、完走したいと思っていました。マシンには、勝てるだけのポテンシャルがあったと思っています。絶対により強くなって戻ってきたいです。今回の参戦で得られた経験を総じて振り返ると、本当に素晴らしい2週間でした。この歴史あるコースでのレースに参戦できて、とても良かったと思っています。プラクティスから予選、決勝と多くの周回をこなしましたが、1周回ごとに学ぶことがありました。そして、とても楽しいものでもありました。このような形で終わったのが本当に悔やまれます。」

 

初のインディアナポリス500は無念な結果となりましたが、パロウはこの2週間、全てのプラクティス・セッションでトップ10内のタイムを記録し、予選ではファストナインに進出。そして、ファストナイン予選では9人のドライバーの中で最速のシングルラップ(231.901mph)を、そして全ドライバーの中で最速のトラップスピード(240.288mph)を記録するなど、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

 

パロウとデイル・コイン・レーシング with チームゴウの8月最後の週末は、インディカー・シリーズ2020第8/9戦、ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイにおけるダブルヘッダーウィークエンドとなります。

2020.08.17

アレックス・パロウ、初インディ500は3列目7番グリッドから

2020年8月17日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、初インディ500は3列目7番グリッドから

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、現地16日(日)に行われたファストナインの予選セッションに出走し、23日(日)に開催される第104回インディアナポリス500マイルレース決勝は、3列目7番グリッドからスタートすることになりました。

 

パロウがドライブする55号車は1周回目にウエイトジャッカーにトラブルが発生したため、その後の3周回で調整がきかず、スピードを維持することができませんでした。その結果、パロウの記録は4周回平均時速229.676マイルとなり、暫定グリッド2番手でファストナイン予選のアタックを終了、最終的に7位となりました。

 

決勝7番グリッドからのスタートは、パロウにとって今期オーバルレースでの自己ベスト・タイとなります。

 

ファストナイン予選結果

順位:7位

1周回目:231.901マイル

2周回目:230.364マイル

3周回目:228.083マイル

4周回目:228.398マイル

4周回平均:229.676マイル

 

◆アレックス・パロウのコメント

「今日の走行には問題がありました。今、チームが調べていますが、ウエイトジャッカーの故障だと思います。マシンにスピードはあったのですが、ラップをまとめることができませんでした。残念な結果になってしまいましたが、最終的には当初の目標であったファストナインに入ることは達成できました。ポールを取れたら最高だという思いはエントリーしている他の32人のドライバーは皆と同じだったはずですが、仕方ありません。今日の自分の走りは満足のいくものではありませんでしたが、総じて今週はとても良くできたと思っていますし、あとは決勝に集中するのみで、レースが待ちきれない思いです。」

 

第104回インディアナポリスは8月23日(日)午後2時30分(東部標準時)にグリーンとなり、日本では、23日(日)深夜26時(24日午前2時)からGAORA SPORTSにて生中継を予定しています。

2020.08.16

初インディ500のアレックス・パロウ、予選を7位で通過し、ファストナインとよばれるポール争いへ進出!

2020年8月16日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、初インディ500の予選は7番手をマーク

ファストナインとよばれる最終予選でポール争いへ進出

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、現地15日(土)に実施されたインディアナポリス500マイルレースの予選で7番手のスピードを記録し、日曜日のファストナインとよばれる最終予選でポールポジション争いへ進出を果たしました。

 

土曜日の予選では、パロウは前日のくじにより23番目のドライバーとして2.5マイルのスーパースピードウェイにコースイン、1周回目で時速231.552マイルを記録して即座にチャート上の順位トップへ着けましたが、2周回目から少しペースが落ちたため、3周回終了時点では4番手に。そしてホンダエンジン搭載の55号車は6番手で4周回の予選をフィニッシュ。最終的にパロウの4周回平均時速231.034マイルは、予選初日7位の記録となりました。来週23日(日)に決勝を迎えるインディアナポリス500マイルレースは、パロウにとってキャリア3戦目のオーバルレースとなります。

予選結果

順位:7位

1周回目:231.552マイル

2周回目:231.211マイル

3周回目:230.808マイル

4周回目:230.546マイル

4周回平均:231.034マイル

◆アレックス・パロウのコメント

「ここインディアナポリスで予選を無事終えて素晴らし1日になりました。デイル・コイン・レーシングwithチームゴウのクルーは素晴らしいマシンに仕上げてくれ、1ラップごとに、その素晴らしさを体感できました。オープニングウィーク最初の3日間のプラクティスは、とても良かったと思います。マシンはスピードについてもクリアしていたので、僕自身はクルマのバランスに自信も持て、手応えを感じていましたし、昨日の時点で既に思い通りに仕上がってきていることを実感できていました。ここ数日、ひとつひとつ取り組んできた結果、ファストナインに入れましたが、これは、インディ500初挑戦の僕にとっても、チームにとっても、皆にとって、まさに感動でした。クルー全員がいかにして最高のマシンに仕上げてくれたか、の結果ですし、僕たちは力をつけていると思います。」

 

「明日のポール争いについては、本当に速いマシンがたくさんあるのでわかりませんが、今夜は色々検討して、ポールを狙っていけるのか、どう戦うべきかを見極めたいと思います。上位9番までのグリッドからスタートできるだけでも、初めてのインディ500は最高のものになると思っていますし、ものすごく楽しみです。今日の予選で、他のマシンが走っている間にそのサウンドを耳にしながら、自分はエンジンを切って待っている時の気持ちがわかったので、明日は少し楽に、落ち着いていられると思います。今日、予選モードで初めて4周連続走行をしましたし、明日に向けて準備はできています。ファストナインに進めてとても嬉しく、モチベーションも上がっています。明日はチームにとって素晴らしい日になると思います。」

日曜日のファストナイン予選は、日本では16日(日)深夜26時(17日午前2時)からBSスカパー!で、決勝レースは8月23日(日)午後2時30分(米国東部標準時)にグリーンフラッグとなり、日本ではGAORA SPORTSで23日(日)深夜26時(24日午前2時)から生中継される予定です。

 

2020.08.13

初のインディアナポリス、アレックス・パロウ、プラクティス1は8番手をマーク

2020年8月13日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、プラクティス1は8番手をマーク

ルーキー・オリエンテーションを無事終了し、初のインディアナポリス500マイルレースへ最初の一歩を踏み出しました

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウが12日(水)、「あの」インディアナポリス500マイルレース開催地であるインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)のオーバルに初めて挑みました。55号車をドライブするパロウは、ルーキー・オリエンテーション(ROP)の全フェイズを順調にこなし、プラクティス1を33台中8番手のタイムで終え、自身初のIMS、初のインディアナポリス500に向けて第1歩を踏み出しました。

 

午後1時に開始されたルーキー・セッションでは、時速205~210マイルで10周、時速210~215マイルで10周、時速215マイル以上で10周という3つのROPフェイズをこなしました。

 

ROPの後、パロウは2時間半に及ぶ全車プラクティスに参加し、223.104mphのベストラップを記録しました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「こここれまでに僕が走ったことのある2つのオーバルとは全く異なる、いい意味でクレイジーなコースだと思いました。今日はルーキー・オリエンテーションの後、ベテラン勢含めエントリーした全ドライバーと一緒に走れ、とても楽しかったです。今はまだ、トラフィックの中よりも一人で走る方が難なく行ける状態です。今日のルーキー・セッションとその後のセッションを通して、一人でドライブすることについては、より思い通りの走りができるようになりました。ROPの後の全車セッションでは、徐々にトラフィックの中でもスピードを上げていくことに慣れてきて、前の車について走ることができるようになりましたが、まだオーバーテイクは練習が必要だと思います。一歩ずつ前進している途中なので、明日と金曜日は全セッションを通じて、そこに集中していくつもりです。デイル・コイン・レーシング with チームゴウは速さのあるマシンで戦えると信じています。チームのクルーは、マシンのセットアップと準備でとても良くやってくれました。」

 

パロウは15日(土)の予選に向けて、木曜日と金曜日の2日間、午前11時から午後5時30分までプラクティス・セッションに参加します。

 

土曜日の予選セッションは米国東部標準時午前11時にグリーンフラッグとなり、午後16時50分に終了予定です。10位から33位までの順位は8月15日(土)に決定され、土曜日の上位9台は8月16日(日)日曜日の午後1時15分からのファストナイン予選でポールポジションを争うことになります。

 

日本では、15日の第1予選は日本時間16日(日)午前4時から、16日のファストナイン予選は17日(月)午前2時からBSスカパー!で生中継される予定です。

 

第104回インディアナポリス500 マイルレースは、8月23日(日)午後2時30分(米国東部標準時)にグリーンフラッグとなります。

2020.08.09

パロウの初インディアナポリス500用、スペシャルヘルメット!

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、来るインディアナポリス500マイルレース用に特別なグラフィックを施したヘルメットを新調しました。

 

アメリカ最高峰、世界三大レースの一角をも占めると言われているインディ500のためのヘルメットは、星条旗のデザインをベースに、ホンダロゴ、ゼッケンナンバーの55、そしてインディアナポリス500のロゴなどがあしらわれています。

360°ビジュアルはこちらから。

 

アレックス・パロウにとってインディ500はまさに夢の舞台。インディアナポリス入りするのが待ちきれず、自宅でも新しいヘルメットを被ってくつろいでいます(笑)

8月12日(水)にはいよいよプラクティスが開始となり、予選は8月15日(土)と16日(日)、決勝は8月23日(日)となります。
日本では、予選の様子を日本時間8月15日(土)28時~と16日(日)26時~、BSスカパー!で生中継されます。
また、決勝レースは、8月23日(日)24時から、GAORA SPORTSにて、生中継される予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020.07.19

アレックス・パロウ、アイオワ第2レースは14位でフィニッシュ ~黄旗のタイミングに泣かされる~

2020年7月19日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第6戦 IOWA INDYCAR 250S(アイオワ250) 第2レース(250周回)

開催地:IOWA SPEEDWAY(アイオワ・スピードウェイ) / ショートオーバル / 0.875マイル

予 選:2020年7月17日   予選結果:7位

決 勝:2020年7月18日   決勝結果:14位

 

アレックス・パロウ、アイオワ第2レースは14位でフィニッシュ

~黄旗のタイミングに泣かされる~

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、前夜の経験をもとに、アイオワでの第2レースはより上位を狙っていきたいと考えていましたが、トップ10フィニッシュの可能性を維持したタイミングで実施した、3回目のピットストップ直後に黄旗のフルコース・コーションが出てしまい、14位でのフィニッシュとなりました。

 

土曜日のアイオワ第2レース、7番グリッドからスタートしたパロウは、スタートで順位を落としたものの、その後は第1スティントを通して安定したパフォーマンスをみせ、概ね12番手をキープ。62周回目、3番手走行時に最初のピットインを実施し、第2スティントは22番手でのコースインとなりました。

 

パロウが駆る55号車は、第2スティントでは周回を重ねるごとにペースを上げていき、ラップリーダーを争うグループと同タイムを記録、119周回目にフルコース・コーションを利用して5番手から2回目のピットイン、8番手でコースに戻ってきました。

 

しかしながら、180周回目、3回目のピットストップ直後にタイミング悪く2回目のフルコース・コーションが出てしまい、2番手からピットインしてきたパロウは、15番手でコースに戻ることとなり、1周回のラップダウンをきたすことになりました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「昨晩よりもフロントに近い位置からのスタートだったのに、残念ながらスタートは上手くいかなくて、ポジションを随分落としてしまった。でもその後は概ね安定して走れて、マシンの状態も良かったんだ。昨日はあまりできなかったオーバーテイクも、何台かできたしね。第1レースでは避けていたアウト側、セカンドレーンでのオーバーテイクも躊躇わずにできるようになって良かったよ。この2日間でたくさんのことを学んだし、より思いどおりに走れるようになったのは間違いない。かなり経験値も上げられて満足している。マシンも僕も、良くなったと思うよ。結果は残念だったけどね。最後のイエローのタイミングが悪くて、大きく損をしてしまったけど、総じて言えば、ショートオーバルでのレースは本当に楽しかった。次にここで走る時には、もう少し落ち着いているだろうし、何をどうすればいいのか、わかっているはずだよ。学ぶべきことがたくさんあって、とても楽しめた2日間だった。」

 

今月3週間で5レースを終えたデイル・コイン・レーシング withチームゴウは、週末2回のオフを経て、8月8/9日にミッドオハイオのスポーツカーコースで開催されるNTTインディカー・シリーズの第7戦に挑むことになります。

2020.07.18

アレックス・パロウ、ショートオーバルのデビュー戦 「アイオワ250」第1レースは11位でフィニッシュ

2020年7月18日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第5戦 IOWA INDYCAR 250S(アイオワ250) 第1レース(250周回)

開催地:IOWA SPEEDWAY(アイオワ・スピードウェイ) / ショートオーバル / マイル

予 選:2020年7月17日   予選結果:18位

決 勝:2020年7月17日   決勝結果:11位

 

アレックス・パロウ、ショートオーバルのデビュー戦

「アイオワ250」第1レースは11位でフィニッシュ

~ルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキング首位を堅持~

 

~ルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキング首位を堅持~

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、アイオワ・スピードウェイで開催された、ショートオーバルでのデビュー戦となるインディカー・シリーズ第5戦「アイオワ250」で多くの経験を積み、11位でチェッカーを受けました。

 

17日(金)夜に開催された250周回のナイトレースが自身のキャリアで2度目のオーバルコース戦となったパロウは、18番グリッドからのスタートでポジションを落としてしまいましたが、ピット戦略が功を奏したことで徐々に番手をあげていき、スコット・ディクソン選手やエド・カーペンター選手といったオーバルのベテラン勢のオーバーテイクにも成功。

 

第1スティントでユーズドタイヤを履いていたパロウは、5番手をドライブしていた78周回目に最初のピットインを行い、その後第2スティントで21番手まで順位を落としましたが、安定したドライブで15番手まで上げてきていた144周回目にフルコースイエローが出されました。

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウは、コーションを利用して148周回目に2回目のピットイン。その後、レースがグリーンフラッグ・コンディションに戻った171周目には12番手に浮上し、最終的には11位でのフィニッシュとなりました。

 

この結果、パロウは98ポイントを獲得してルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキングの首位を堅持し、総合ランキングでは11位に着けています。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「最高だったよ。初めてのショートオーバルで、オーバルレースとしては初完走になった。結果は期待した程には良くなかったけど、マシンとレースにはとても満足しているよ。本当に気持ち良く走れて、ラップを重ねるごとにどんどん調子が良くなっていった。」

「周囲のペースが速かったから、自分のペースを維持するのが大変だったね。でも、結果的に良くできたと思うんだ。トップ10に入れなかったのは残念だけど、11位は良い結果だと思うし、明日は7番手からのスタートだから、もう少しやりやすいはずだよ。今夜のレースで多くのことを学んだし、明日までにたくさんのことを整理して、第2レースを頑張らないと。」

 

パロウは決勝と同日、日中に実施された2周回の予選で、2周目の記録を飛躍的に伸ばすことができ、明日のダブルヘッダー・ウィークエンド第2戦では7番手からのスタートとなります。アイオワの第2レースは日本時間7月19日(日)午前9時30分時からGAORA SPORTSで生中継される予定です。

2020.07.16

アレックス・パロウ、今週末はショートオーバルに初挑戦

2020年7月16日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、今週末はショートオーバルに初挑戦

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、先週末に開催されたロード・アメリカでのダブルヘッダーイベントで好成績を収め、NTTインディカー・シリーズ2020ルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキングで首位に浮上し、続く今週末は、アイオワ・スピードウェイで初のショートオーバルに挑戦します。

 

先週末のパロウは、エルクハート・レイクのロードコースのダブルヘッダーイベントで3位、7位という成績を収め、また、第2レース予選では3位となり、今季最高のスタートポジションも獲得しました。

 

今週末のインディカー・シリーズ「IOWA INDYCAR 250s」はアイオワ州ニュートンにある0.875マイルのショートオーバル・トラックで開催されますが、勢いに乗るパロウは今回も好調なダブルヘッダー・レースを期待する一方で、まだまだ学ぶべきことが多くあるとも語ります。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「ショートオーバルを走るのは初めてで、これまでとは全く違う経験をすることになるはずだから、完全に頭の中を切り替えないといけないね。ロードコースじゃないし、自分が得意としているレースじゃない。ルーキーとして一つずつ、しっかり学ばないと。皆からアイオワはクレイジーなレースになりそうだとか、バンプのある難しいレースだって言われているんだ。今週末もダブルヘッダーな上に課題も多いけど、その分ショートオーバルでの経験値を上げていけるし、頑張るよ。」

 

ホンダ・エンジンを搭載したデイル・コイン・レーシング with チームゴウの55号車をドライブするアレックス・パロウは、オーバルでの経験は、今期の開幕戦となったテキサス・モーター・スピードウェイ(予選16位、決勝23位)における1戦しかありません。7月17日(金)午後1時30分(現地時間)から練習走行が開始となりますが、パロウを含むルーキー、およびアイオワ初出走のドライバーには、セッション開始30分前の午後1時からコースインが許可されています。

 

両レースの予選は金曜日の練習走行終了後、現地時間午後4時30分から5時30分に、1台ずつ連続2周回の計測をもって実施されます。1周回目で第1レースの、2周回目で第2レースの、それぞれスターティンググリッドを決定します。

 

「IOWA INDYCAR 250s」の第1レースは7月17日(金)現地時間午後8時15分(日本時間18日午前10時15分)に、第2レースは18日(土)現地時間午後7時45分(日本時間19日午前9時45分)にそれぞれグリーンフラッグとなるナイトレースになります。

 

日本では、第1レースを日本時間18日(土)午前9時30分から、第2レースを19日(日)午前9時30分から、GAORA SPORTSにて、実況を村田晴郎氏、解説を松田秀士氏で生中継の予定です。

2020.07.13

ロード・アメリカ第2レースを7位でフィニッシュし、 パロウはルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキング首位へ浮上

2020年7月13日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                                                 

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第4戦 REV GROUP GRAND PRIX 第2レース(55周回)

開催地:Road America / ロードコース / 4.014マイル

予 選:2020年7月12日   予選結果:3位

決 勝:2020年7月12日   決勝結果:7位

 

ロード・アメリカ第2レースを7位でフィニッシュし、
パロウはルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキングでトップへ浮上

 

11日(土)に「REV Group Grand Prix presented by AMR」の第1レースを3位でフィニッシュし、今シーズン初の表彰台を獲得したデイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、翌12日(日)の第2レースでは7位入賞を果たし、ロード・アメリカでのダブルヘッダー・ウィークエンドを締めくくりました。この結果により、パロウの今シーズンのポイントは79となり、ルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキングで首位に浮上しました。

 

アレックス・パロウは決勝と同日の朝に実施された第2レースの予選で100分の2秒差によりポールポジションを逃しましたが、スターティンググリッドは2列目3番手、NTTインディカー・シリーズでの自身最高のスタートポジションを獲得しました。

 

好スタートを切ったパロウはオープニングから2回のフルコースコーションとなる荒れた展開の中、8周回目のリスタートで2番手に浮上すると、3番手をドライブしていたスコット・ディクソン選手との差を広げました。

 

しかし、13周回目に行った最初のピットストップ後、パロウはグリップ不足を訴えて順位を落としていきました。続いて28周回目に2回目のピットインを行った後に、パロウはコースポジションを維持するためにハードにプッシュし過ぎてしまい、14番手まで後退を喫することに。

 

第3スティントでは6番手までポジションを戻していましたが、41周回目で行ったピットストップ後は7番手でコースイン。そのまま第4スティントをドライブし、6位でフィニッシュしたチームメイトのフェルッチ選手(デイル・コイン・レーシング with ヴァッサー・サリヴァン)に次いで、パロウは7位でチェッカーを受けました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「最初のスティントはとても良かったよ。最高の気分だった。パト(オワード選手)のペースの方が速かったけど、他のマシンに比べれば僕らのマシンは速かったしね。最初のピットストップでブラックタイヤに履き替えて、その後、ちょっと原因がわからなかったのだけど、グリップを失ってしまって、他車と同じペースを維持できなかった。その結果、ポジションを随分落としてしまったんだ。そして残念なことに、2回目のピットストップの後、トラフィックでミスしてしまった。ポジションをキープするためにハードにプッシュし過ぎて、結果的に4つもポジションを落としてしまった。でも、最後は11番手から7番手にまで上げてフィニッシュできたから良かったよ。思い描いていたとおりではないけど、トップ10フィニッシュができたことは嬉しく思っている。」

「この週末は楽しかったし、たくさんのことを学べたよ。総合的に見て、デイル・コイン・レーシング withチームゴウにとって素晴らしいダブルヘッダー・ウィークエンドになったと思う。もちろん、オープニングスティントで2番手をドライブしていたのだから、そのままポジションをキープできなかったのは残念だけど、それでもチームとしては良い仕事ができたと思うんだ。まだ4戦目だし、これからもっとインディでのレース経験を積んでいくことで到達できるパフォーマンスにわくわくしているよ。」

 

NTTインディカー・シリーズの次戦は、7月17日(金)、18日(土)にアイオワ・スピードウェイで開催されるナイトレースのダブルヘッダーとなります。

2020.07.12

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウ、精彩を放つキレのある走りでシリーズ初の3位表彰台へ

2020年7月12日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                                       

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第3戦 REV GROUP GRAND PRIX (55周回)

開催地:Road America / ロードコース / 4.014マイル

予 選:2020年7月11日   予選結果:14位

決 勝:2020年7月11日   決勝結果:3位

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウ、精彩を放つキレのある走りでシリーズ初の3位表彰台へ

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウ のルーキー、アレックス・パロウは、7月11日(土)の 「REV Group Grand Prix presented by AMR」、ダブルヘッダーの第1レースで、スターティンググリッドの 7列目14番手から精彩を放つキレのある走りで 3 位に食い込み、NTT インディカー・シリーズ初の表彰台を獲得しました。

パロウはスタート直後からとにかく前に出ることを使命とし、最初のラップで5つポジションを上げて9番手に浮上。シリーズとして今シーズン第3戦となるこのレースは、ルーキーであるパロウにとってはインディカーでの3戦目にあたりますが、12周回目に最初のピットインを行うまで、ベテランのハンター・レイ選手を抑えて9番手をキープしていました。

 

アレックス・パロウは第2スティントでさらに4番手まで浮上し、26周回目に2回目のピットインを果たすまで、そのポジションをキープしました。第3スティントでトラックに戻ったアレックス・パロウは順調に6位まで順位を戻し、38周回目にフルコースコーション下で3回目のピットインを行いました。

 

45周回目のリスタート時に4番手を走行していたパロウは、1コーナーへの進入と同時にハンター-レイ選手をオーバーテイク。しかしながら、その時点で再び次のコーションフラッグが出されていた為にパスは認められず、4番手に戻りリスタートへのフラッグを待ちました。

 

そして迎えた次のリスタート時、パロウは諦めずに再度ハンター-レイ選手にオーバーテイクをしかけ3番手に浮上。残り8周回の時点でハンター・レイ選手を完全に抑え、前を走る2番手パワー選手との差を詰めて3位でフィニッシュ、初の表彰台を獲得しました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「やったよ!最高のレースだったよ。ロード・アメリカは初めてのコースだったし、プラクティス、予選、決勝を全て同じ日に行うのは簡単じゃなかったし、決勝で14位からのスタートは厳しかったけど、今日はマシンのバランスがとても良かったし、ラッキーだった。スタートで何人かをオーバーテイクすることができて、その後はすごく良いペースを保てたし、トラフィックさえなければオーバーテイクのチャンスだったんだ。」

「チームのクルーはピットストップでよく頑張ってくれたし、最後のピットストップでは何人ものライダーをパスして4番手につけられたからね。リスタート後はライアン(ハンター-レイ選手)とウィル(パワー選手)に難なくついていくことができたし、ライアンを2回もオーバーテイクして3番手につけることができた。僕らにとっては本当に良いレースだった。明日も今日みたいなパフォーマンスで、さらに上を目指していきたいね。」

 

パロウとデイル・コイン・レーシング with チームゴウは、明日のダブルヘッダーウィークエンド第2レースで再び好機を狙っていきます。グリーンフラッグは現地時間7月12日午前11時42分、日本では、日本時間7月13日(月)午前1時からGAORAで生中継開始となります(グリーンフラッグは午前1時42分)

2020.07.10

ルーキー・ドライバーのアレックス・パロウ、ロード・アメリカのダブルヘッダー・ウィークエンドに意欲をみせる

2020年7月10日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

ルーキードライバーのアレックス・パロウ、

ロード・アメリカのダブルヘッダー・ウィークエンドに意欲をみせる

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、今週末、ウィスコンシン州エルクハート・レイクにある絵画のような美しさで有名なサーキット、ロード・アメリカにおける自身初のレースとなるNTTインディカー・シリーズ「REV Group Grand Prix presented by AMR」

に挑みます。

 

今週末のレースは、全長4.014マイル、14ターン、高低差に富んだロードコースで、土曜日、日曜日のダブルヘッダー、シリーズとしての第3戦、第4戦となり、パロウは先週開催されたGMRグランプリからパフォーマンスを向上させるべく意欲をみせています。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「ロード・アメリカに向けシミュレーターを使って準備をしてきたので、それが活かせると思うよ。このサーキットでどう走ればいいのか、ポイントは押さえたつもりだけど、練習走行が1回しかないのは、初めてロード・アメリカを走る僕にとっては厳しいね。どんなにシミュレーターでコースを走っても、リアルには敵わないから。コースを学んで、マシンを自分の思うように操るためには時間が必要だよね。」

「でも、先週のインディアナポリスよりも、チームとしてより強さを出していけるはずだよ。シミュレーターのオンボードビデオで見た限りでは、たくさんの要素が揃った走りがいのありそうなコースだし、今週末はダブルヘッダー、2回もレースがあるから楽しみにしているんだ。」

 

練習走行は7月11日(土)午前10時から75分間の1回で、レース1の予選は午後1時15分スタート、決勝は午後4時15分にグリーンフラッグが振られます。レース2の予選は7月12日(日)午前9時にスタートし、決勝レースは午前11時42分にグリーンフラッグとなります(いずれも現地時間)。

 

日本ではGAORAで、レース1を7月12日(日)午前6時から、レース2を7月13日(月)午前1時から生中継される予定です(いずれも日本時間)。