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2020.08.31

アレックス・パロウ、ゲートウェイ500第2レースで レース・ファステスト・ラップを記録

2020年8月31日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                          

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第9戦:ゲートウェイ500第2レース(200周回)

開催地:ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ / オーバル / 1.25マイル(2.01km)

予 選:14位  決 勝:12位

 

アレックス・パロウ、ゲートウェイ500第2レースで レース・ファステスト・ラップを記録

~オーバーテイクが困難なレース展開下、14番手からスタート、12位でフィニッシュ~

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、米国イリノイ州にあるワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイで開催されたインディカー・シリーズ第9戦「ゲートウェイ500第2レース」でレース・ファステスト・ラップを記録。しかしながらレースは極端にオーバーテイクの機会が限られた展開となり、12位でのフィニッシュとなりました。

 

14番グリッドからスタートしたパロウは、スタートでポジションを2つ落としましたが、すぐに1つ戻して15番手に。コース上でオーバーテイクすることがどのドライバーにとっても困難な状況下、パロウはほぼ15番手を維持しながら最初のスティントを終えました。

 

全車が最初のピットストップを終えた後にポジションを14番手に上げたパロウは、92周回目で2回目のピットストップを行うまで、そのままポジションをキープ。

 

そして最終ピットストップの直後、さらにポジションを2つあげたパロウは、147周回目には1.25マイルオーバルのこのコースで25秒69のレース・ファステスト・ラップを記録。しかしながら、オーバーテイクが困難なレース展開下にあり、そのスピードをもってしても12位でチェッカーを受ける結果となりました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「単調なレースでした。パスするのはほぼ困難な状況が続き、ポジションを上げられたのは、スタートの後と、ピット戦略で4つか5つ上げた時だけだったと思います。他のマシンについて行くのは簡単なペースでしたが、オーバーテイクは非常に難しい状況で、全ドライバーが同じように感じていたと思います。結局今日のレースは、戦略と、いかにその戦略を自分たちの思惑どおりに運んでいけるかにかかっていたのだと思います。マシンはとても速く、実際、ファステスト・ラップが出たのはマシンの仕上がりの良さの証明でもあると思うのですが、今日の結果は残念でした。マシンはとても調子良かっただけに、もっと順位を上げられなかったことは遺憾です。」

2020.08.30

スタート時のペナルティが重くのしかかる結果に

2020年8月30日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                       

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート

第8戦:ゲートウェイ500第1レース(200周回)

開催地:ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ / オーバル / 1.25マイル(2.01km)

予 選:11位   決 勝:15位

 

スタート時のペナルティが重くのしかかる結果に

~ゲートウェイ500第1レースは15位でチェッカー~

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、今期第8戦となるゲートウェイ500第1レースのスタート時、グリーンフラッグが振られる前に発生したパイルアップ、多重クラッシュに関連して課された遺憾と言わざるを得ないペナルティで最後尾からのスタートに。結果、ホンダエンジン搭載、ギャランティード・レート社スポンサーの55号車をドライブするパロウは15位でチェッカーを受けました。

 

スタートのフォーメーションラップからペースカーが退き、フロントストレッチでいよいよグリーンフラッグへという時に前車が減速。11番手からスタートのパロウも前車に合わせて減速、接触を避ける為にラインを飛び出し、かろうじて走り抜けることに。パロウは無傷だったものの、後続車がスピンしてしまい、その結果、接触を避ける為とはいえグリーン前に隊列から外れてしまったことで、ペナルティを科されてしまいました。

 

このペナルティにより、14周回で18番手からリスタートとなった55号車のパロウは、63周回目の最初のピットストップまでに11番手までポジションを上げましたが、その後は15番手で周回を重ねていきました。

 

102周回目の小雨によるコーションの数周回前にトップ10に浮上してきていたパロウは、しかしながら、122周目のリスタートでは13番手に後退。

 

パロウはレース終盤、最後のピットストップまで可能な限りコースに残り、チャンスとなり得るコーションを期待していましたが、そのまま15位でチェッカーを受けることになりました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「スタートが普通ではありませんでした。グリーンフラッグが振られる直前のタイミングで、前車との接触を避けるためにラインから外れたのですが、グリーン前だったということで、それがペナルティとなってしまい、最後尾からのスタートになってしまいました。そこからは自分たちのペースを上げる努力をするだけのレースでした。イエローが出た時は多少ラッキーでトップ10に入ることができましたが、リスタートでいくつかポジションを落としてしまいました。再度コーションが出ることを期待して、最後のピットストップまで可能な限り長く走り続ける作戦でしたが、僕らの期待どおりには運びませんでした。明日もレースがありますし、55号車の仕上がりは良いので頑張ります。」

 

ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイで開催される第2レース、アレックス・パロウは14番グリッドからスタートします。ダブルヘッダー・ウィークエンドの第2部は、現地時間午後2時45分(東部標準時午後3時45分)にグリーンとなり、日本では、31日(月)午前4時からGAORA SPORTSで生中継される予定です。

2020.08.24

アレックス・パロウ、初のインディアナポリス500マイルレースで印象的なパフォーマンスをみせるも完走ならず

2020年8月24日

株式会社チームゴウモータースポーツ

                                         

<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>

第7戦:第104回インディアナポリス500マイルレース(200周回)

開催地:インディアナポリス・モーター・スピードウェイ / オーバル / 2.5マイル(4.023km)

予 選:7位         決 勝:28位

 

 

アレックス・パロウ、初のインディアナポリス500マイルレースで印象的なパフォーマンスをみせるも完走ならず

~シリーズ戦ルーキー・オブ・ザ・イヤーのポイントランキングは首位~

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、8月23日に開催された初のインディアナポリス500マイルレースで見事なパフォーマンスを披露しながらも、9番手を走行していた122周回目の第1コーナー立ち上がりでコントロールを失いウォールにヒット、残念ながら完走を果たせずにレースを終えました。

 

3列目7番グリッドからスタートしたパロウは、グリーンフラッグが振られた直後にトップ10圏外へポジションを落としてしまいましたが、トップ集団に追いつこうと、全長2.5マイルのオーバルで貴重な経験を積みながら、懸命かつ堅調に周回を重ねていきました。

 

61周回目にはトップ10集団に追いつき、他車とは異なるピットストップ戦略で4番手までポジションを上げ、さらに3周回してから2回目のピットストップを実施。パロウは20番手でコースに復帰しましたが、87周回目終了時のコーションで次のピットインまでに、ポジションを12番手まで戻しました。

 

101周回目でグリーン・コンディションになった時に13番手を走行していたパロウは、その後トニー・カナーン選手やライアン・ハンター-レイ選手などのベテランドライバーをオーバーテイク、再びトップ10集団へ復帰。

 

しかしながら、9番手を走行していた122周回目の第1コーナー立ち上がりでスピンを喫しウォールにヒット、インディアナポリス・モーター・スピードウェイでのデビュー戦には終止符が打たれることに。初インディ500は28位と悔しい結果となりましたが、デイル・コイン・レーシング withチームゴウのアレックス・パロウは、シリーズ通算127ポイントを獲得し、2020年ルーキー・オブ・ザ・イヤーのランキング首位に返り咲きました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「残念でした。立ち上がりが低すぎたのか高すぎたのか、実際のところあのスピードでは、何が起きたのかはよくはわかりませんでした。我々のマシンの方が速いと思ったので、2~3周でニューガーデン選手を捕えようと思っていたところだったのですが。」

「デイル・コイン・レーシング with チーム・ゴーのクルーたち、ギャランティード・レート社はじめスポンサーの皆さま、そして僕自身にとっても、とても残念な結果となりました。初めてのインディ500で、完走したいと思っていました。マシンには、勝てるだけのポテンシャルがあったと思っています。絶対により強くなって戻ってきたいです。今回の参戦で得られた経験を総じて振り返ると、本当に素晴らしい2週間でした。この歴史あるコースでのレースに参戦できて、とても良かったと思っています。プラクティスから予選、決勝と多くの周回をこなしましたが、1周回ごとに学ぶことがありました。そして、とても楽しいものでもありました。このような形で終わったのが本当に悔やまれます。」

 

初のインディアナポリス500は無念な結果となりましたが、パロウはこの2週間、全てのプラクティス・セッションでトップ10内のタイムを記録し、予選ではファストナインに進出。そして、ファストナイン予選では9人のドライバーの中で最速のシングルラップ(231.901mph)を、そして全ドライバーの中で最速のトラップスピード(240.288mph)を記録するなど、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

 

パロウとデイル・コイン・レーシング with チームゴウの8月最後の週末は、インディカー・シリーズ2020第8/9戦、ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイにおけるダブルヘッダーウィークエンドとなります。

2020.08.17

アレックス・パロウ、初インディ500は3列目7番グリッドから

2020年8月17日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、初インディ500は3列目7番グリッドから

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、現地16日(日)に行われたファストナインの予選セッションに出走し、23日(日)に開催される第104回インディアナポリス500マイルレース決勝は、3列目7番グリッドからスタートすることになりました。

 

パロウがドライブする55号車は1周回目にウエイトジャッカーにトラブルが発生したため、その後の3周回で調整がきかず、スピードを維持することができませんでした。その結果、パロウの記録は4周回平均時速229.676マイルとなり、暫定グリッド2番手でファストナイン予選のアタックを終了、最終的に7位となりました。

 

決勝7番グリッドからのスタートは、パロウにとって今期オーバルレースでの自己ベスト・タイとなります。

 

ファストナイン予選結果

順位:7位

1周回目:231.901マイル

2周回目:230.364マイル

3周回目:228.083マイル

4周回目:228.398マイル

4周回平均:229.676マイル

 

◆アレックス・パロウのコメント

「今日の走行には問題がありました。今、チームが調べていますが、ウエイトジャッカーの故障だと思います。マシンにスピードはあったのですが、ラップをまとめることができませんでした。残念な結果になってしまいましたが、最終的には当初の目標であったファストナインに入ることは達成できました。ポールを取れたら最高だという思いはエントリーしている他の32人のドライバーは皆と同じだったはずですが、仕方ありません。今日の自分の走りは満足のいくものではありませんでしたが、総じて今週はとても良くできたと思っていますし、あとは決勝に集中するのみで、レースが待ちきれない思いです。」

 

第104回インディアナポリスは8月23日(日)午後2時30分(東部標準時)にグリーンとなり、日本では、23日(日)深夜26時(24日午前2時)からGAORA SPORTSにて生中継を予定しています。

2020.08.16

初インディ500のアレックス・パロウ、予選を7位で通過し、ファストナインとよばれるポール争いへ進出!

2020年8月16日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、初インディ500の予選は7番手をマーク

ファストナインとよばれる最終予選でポール争いへ進出

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウは、現地15日(土)に実施されたインディアナポリス500マイルレースの予選で7番手のスピードを記録し、日曜日のファストナインとよばれる最終予選でポールポジション争いへ進出を果たしました。

 

土曜日の予選では、パロウは前日のくじにより23番目のドライバーとして2.5マイルのスーパースピードウェイにコースイン、1周回目で時速231.552マイルを記録して即座にチャート上の順位トップへ着けましたが、2周回目から少しペースが落ちたため、3周回終了時点では4番手に。そしてホンダエンジン搭載の55号車は6番手で4周回の予選をフィニッシュ。最終的にパロウの4周回平均時速231.034マイルは、予選初日7位の記録となりました。来週23日(日)に決勝を迎えるインディアナポリス500マイルレースは、パロウにとってキャリア3戦目のオーバルレースとなります。

予選結果

順位:7位

1周回目:231.552マイル

2周回目:231.211マイル

3周回目:230.808マイル

4周回目:230.546マイル

4周回平均:231.034マイル

◆アレックス・パロウのコメント

「ここインディアナポリスで予選を無事終えて素晴らし1日になりました。デイル・コイン・レーシングwithチームゴウのクルーは素晴らしいマシンに仕上げてくれ、1ラップごとに、その素晴らしさを体感できました。オープニングウィーク最初の3日間のプラクティスは、とても良かったと思います。マシンはスピードについてもクリアしていたので、僕自身はクルマのバランスに自信も持て、手応えを感じていましたし、昨日の時点で既に思い通りに仕上がってきていることを実感できていました。ここ数日、ひとつひとつ取り組んできた結果、ファストナインに入れましたが、これは、インディ500初挑戦の僕にとっても、チームにとっても、皆にとって、まさに感動でした。クルー全員がいかにして最高のマシンに仕上げてくれたか、の結果ですし、僕たちは力をつけていると思います。」

 

「明日のポール争いについては、本当に速いマシンがたくさんあるのでわかりませんが、今夜は色々検討して、ポールを狙っていけるのか、どう戦うべきかを見極めたいと思います。上位9番までのグリッドからスタートできるだけでも、初めてのインディ500は最高のものになると思っていますし、ものすごく楽しみです。今日の予選で、他のマシンが走っている間にそのサウンドを耳にしながら、自分はエンジンを切って待っている時の気持ちがわかったので、明日は少し楽に、落ち着いていられると思います。今日、予選モードで初めて4周連続走行をしましたし、明日に向けて準備はできています。ファストナインに進めてとても嬉しく、モチベーションも上がっています。明日はチームにとって素晴らしい日になると思います。」

日曜日のファストナイン予選は、日本では16日(日)深夜26時(17日午前2時)からBSスカパー!で、決勝レースは8月23日(日)午後2時30分(米国東部標準時)にグリーンフラッグとなり、日本ではGAORA SPORTSで23日(日)深夜26時(24日午前2時)から生中継される予定です。

 

2020.08.13

初のインディアナポリス、アレックス・パロウ、プラクティス1は8番手をマーク

2020年8月13日

株式会社チームゴウモータースポーツ

 

アレックス・パロウ、プラクティス1は8番手をマーク

ルーキー・オリエンテーションを無事終了し、初のインディアナポリス500マイルレースへ最初の一歩を踏み出しました

 

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのルーキー、アレックス・パロウが12日(水)、「あの」インディアナポリス500マイルレース開催地であるインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)のオーバルに初めて挑みました。55号車をドライブするパロウは、ルーキー・オリエンテーション(ROP)の全フェイズを順調にこなし、プラクティス1を33台中8番手のタイムで終え、自身初のIMS、初のインディアナポリス500に向けて第1歩を踏み出しました。

 

午後1時に開始されたルーキー・セッションでは、時速205~210マイルで10周、時速210~215マイルで10周、時速215マイル以上で10周という3つのROPフェイズをこなしました。

 

ROPの後、パロウは2時間半に及ぶ全車プラクティスに参加し、223.104mphのベストラップを記録しました。

 

◆アレックス・パロウのコメント

「こここれまでに僕が走ったことのある2つのオーバルとは全く異なる、いい意味でクレイジーなコースだと思いました。今日はルーキー・オリエンテーションの後、ベテラン勢含めエントリーした全ドライバーと一緒に走れ、とても楽しかったです。今はまだ、トラフィックの中よりも一人で走る方が難なく行ける状態です。今日のルーキー・セッションとその後のセッションを通して、一人でドライブすることについては、より思い通りの走りができるようになりました。ROPの後の全車セッションでは、徐々にトラフィックの中でもスピードを上げていくことに慣れてきて、前の車について走ることができるようになりましたが、まだオーバーテイクは練習が必要だと思います。一歩ずつ前進している途中なので、明日と金曜日は全セッションを通じて、そこに集中していくつもりです。デイル・コイン・レーシング with チームゴウは速さのあるマシンで戦えると信じています。チームのクルーは、マシンのセットアップと準備でとても良くやってくれました。」

 

パロウは15日(土)の予選に向けて、木曜日と金曜日の2日間、午前11時から午後5時30分までプラクティス・セッションに参加します。

 

土曜日の予選セッションは米国東部標準時午前11時にグリーンフラッグとなり、午後16時50分に終了予定です。10位から33位までの順位は8月15日(土)に決定され、土曜日の上位9台は8月16日(日)日曜日の午後1時15分からのファストナイン予選でポールポジションを争うことになります。

 

日本では、15日の第1予選は日本時間16日(日)午前4時から、16日のファストナイン予選は17日(月)午前2時からBSスカパー!で生中継される予定です。

 

第104回インディアナポリス500 マイルレースは、8月23日(日)午後2時30分(米国東部標準時)にグリーンフラッグとなります。

2020.08.09

パロウの初インディアナポリス500用、スペシャルヘルメット!

デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、来るインディアナポリス500マイルレース用に特別なグラフィックを施したヘルメットを新調しました。

 

アメリカ最高峰、世界三大レースの一角をも占めると言われているインディ500のためのヘルメットは、星条旗のデザインをベースに、ホンダロゴ、ゼッケンナンバーの55、そしてインディアナポリス500のロゴなどがあしらわれています。

360°ビジュアルはこちらから。

 

アレックス・パロウにとってインディ500はまさに夢の舞台。インディアナポリス入りするのが待ちきれず、自宅でも新しいヘルメットを被ってくつろいでいます(笑)

8月12日(水)にはいよいよプラクティスが開始となり、予選は8月15日(土)と16日(日)、決勝は8月23日(日)となります。
日本では、予選の様子を日本時間8月15日(土)28時~と16日(日)26時~、BSスカパー!で生中継されます。
また、決勝レースは、8月23日(日)24時から、GAORA SPORTSにて、生中継される予定です。