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2022.03.28
監督&ドライバー、富士公式テスト終了後コメント山本雅史チーム監督
「まだまだご迷惑をおかけして申し訳ありません」
53号車佐藤蓮選手
「レースに向けての感触はとてもポジティブです」
55号車三宅淳詞選手
「ここまでテストで試せることはしっかりトライできました。あとは本番でまとめられるかです」
2022.03.24
三宅淳詞、SF車両で初の富士走行を終え、開幕2連戦に向けて手応えをつかむ3月22日(火)-23日(水)の2日間、全日本スーパーフォーミュラ選手権の2回目となる公式テストが、前回の鈴鹿とは異なるコース特性を持つ開幕戦開催地、富士スピードウェイで開催されました。
テスト初日は朝から冷たい雨のウェットコンディション。セッション1では数多くの車両が走行を見送るなか、三宅淳詞の55号車は10時10分のスタートと同時にコースイン。水しぶきをあげながら慎重に周回を重ねるものの、雨がみぞれにかわりコンディションは悪化の一路。6周回でピットに戻り、その後チームはタイヤ交換など、ピットワークの練習に時間を費やすことになりました。
初日午後のセッション2は降雪のため中止となり、明けた23日の富士スピードウェイは朝から快晴。
コースに出たものの本格的な走行には至らなかった初日の分も含め、2日目のセッション3と4では、ショートからロング、レースのシミュレーションまで、テストアイテムを多数こなし、開幕に向けて大きな手応えのあったテストとなりました。
2日間総合でのタイム結果は14番手、1分21秒799でした。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
初日はコンディションが悪く全然走れず、6周回しましたけが、スピンしないようにと、そればかりに集中して走っていました。2日目は、午前中予選向け一発のアタック練習をして、午後は決勝向けのロングランのメニューをこなしました。昨日走れなかった分、メカニックの方々も短時間にいろいろ尽力してくれて、さまざまなシミュレーションなどに取り組めました。そこで、まだまだ自分が取り組まなければいけないところも見えましたし、課題がはっきりしました。
SF車両で初めて走る富士でしたが、ロングランではトップグループの人たちにそれほど大きく離されないタイムで走れましたし、開幕戦は2レースあるので、なんとかトップ争いに絡めるレース展開にしたいです。応援よろしくお願いします。
監督 山本雅史 のコメント
三宅君の55号車は、午前中セットアップに若干苦労していたところがありましたが、富士で難しいといわれているセクター3を良いタイムで走れていましたので、蓮君の53号車の良いデータとうまくコリレーションとっていければ、と思っています。午後のロングも良いペースで走れていましたので、さらに課題を洗い出して開幕にのぞめれば、良いレースができるのではないかと期待しています。
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
初日はスタートしたものの、雨でほとんど走れなかったのですが、その分、チームオペレーション、ピットの練習ができたので良かったです。
2日目は持ち込みのセットも含め、パフォーマンスは悪くなさそうだったので、テストアイテムをどんどん試して、良いところ、悪いところ、いろいろ出てきましたが、鈴鹿の時に比べると、だいぶ良くなったのかなと思っています。午後はロングランのセットからスタートし、ペースは周りと比べてそん色なかったのですが、車もドライビングもまだ改善の余地がありますが、パフォーマンスは悪くはなかったと思います。ショートランについては路面温度が低く、難しいコンディションの影響が大きかったと思いますが、車もドライビングも改善の余地があるので、開幕までに分析して改善したいと思います。
ピットのオペレーションについてもシミュレーションしましたが、さらにチームでミーティングをかさねて、開幕ではそれぞれが自分の仕事をしっかりこなして全体のパフォーマンスを上げられるようにしたいと思います。
2022.03.24
佐藤蓮、セッション3でトップと同タイムを記録して2番手に3月22日(火)-23日(水)の2日間、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕前最後の公式テストが富士スピードウェイにて開催されました。
開幕戦と同じ富士スピードウェイでの開催とあり、2022年の滑り出しを左右する重要な位置づけの第2回目、かつ開幕前最後の公式テストでしたが、初日の天候は雨のち雪。
佐藤蓮がステアリングを握る53号車は、テスト初日セッション1の走行は見送ることに。その後降雪のため、初日午後のセッション2は中止となりました。
明けて2日目は昨日の悪天候とはうってかわって、早朝から晴天に恵まれた富士スピードウェイ。風は穏やかながらもホームストレートは若干の向かい風、気温0℃の中で、セッション3が9時50分にスタートし、53号車もコースイン。
午前中はショートのメニューを順調にこなし、セッション終了間際の39周回目にニュータイヤでのアタックで1分21秒815を記録。トップと同タイムで2番手となりました。(同タイムの場合の順位はタイムを記録した時間順)
続く午後のセッション4では主にロングセットアップのメニューをこなし、後半再びショートランに取り組みましたが、路面温度の低さからウォームアップに苦労し、最終的にはアタック途中で赤旗中断となり、そのまま富士テストは終了となりました。
ドライバー 佐藤蓮 のコメント
2日目のセッションでは、午前中にショートランをやって、全体でトップタイムも記録でき、とても好感触でした。
午後はレースに向けたロングシミュレーションに取り組みましたが、スタートやピットの練習もし、そこで課題もみつかりましたが、原因もわかったので、開幕までに改善していきたいと思います。
開幕戦は得意の富士ですし、今日のテストで大きな手応えがあったので、しっかりと結果が出せるレースにしたいと思います。
監督 山本雅史 のコメント
今日は午前中にショートでセットアップを煮詰めて、最終的にはショートランでトップと同タイムを記録でき、とても有意義だったと思います。
午後はレースのシミュレーションとロングをやっていたのですが、いくつか課題もみつかりました。最終的にニュータイヤでアタックした時には急激に路面温度が下がっていて、タイヤの熱入れやグリップで苦労しているうちに、赤旗中断となってしまいましたが、総じてとても充実したテストで、開幕に向けて期待感が増しました。
エンジニア ライアン・ディングル のコメント
初日は走行を見送り、2日目は、午前中は順調にショートランのセットをこなし、蓮選手が速さをみせてくれました。午後はロングランのセットでスタート、途中トラブルもあり、少々時間のロスもありましたが、その後ショートセットに戻し、午前と同じフィーリングで中古タイヤとしては良いタイムが出せました。ニュータイヤでのアタックについては路面温度が非常に低い中でウォームアップに苦労したのですが、結局途中で赤旗が出てしまい、そのまま終了となってしまいました。
全体としては、鈴鹿のテストアイテムで良かったところの再確認などもでき、レース向けにスタートや、ピットアウト、アウトラップなどの練習もでき、とてもポジティブなテストだったと思っています。
ベースのセットアップはほとんどできていますが、実際のレースとなればさらに細部の調整が必要になりますので、開幕に向けてまだ改良・改善の余地があります。
開幕戦はダブルヘッダーなので、まず予選はできるだけ前に出て、初戦である程度のポイントを取りたいです。そして2戦目ではさらに上を目指せればと思います。
2022.03.09
2日間の鈴鹿公式テスト終了3月7日(月)、8日(火)の2日間にわたり、鈴鹿サーキットで2022 SUPER FORMULAの公式テストが実施されました。
山本監督、2日間お疲れさまでした。佐藤蓮選手の53号車はいかがでしたか?
佐藤蓮選手、鈴鹿テストの感想をおしえてください。
三宅選手はどうでしたか?手応えはありましたか?
では53号車担当のエンジニア、ライアンさんにもうかがいましょう。
55号車担当の岡島エンジニア、鈴鹿テストの成果はありましたか?
2022.03.08
鈴鹿公式テスト初日3月7日(月)は週末の鈴鹿ファン感謝デーに続く、今季初となる公式合同テストの初日でした。
佐藤蓮選手と三宅淳詞選手の両ドライバーと、監督、そしてそれぞれのエンジニアに話をききました。
2022.03.06
鈴鹿ファン感謝デー2日目鈴鹿ファン感謝デーの2日目はSUPER FORMULAのドライバー達による” 1 LAP ATTACK”が実施されました。
前日よりも大幅に冷え込んだ朝、雨もぱらつく難しいコンディションの中、佐藤蓮選手はポールタイムをたたき出すことに成功。しかし・・・
監督とドライバー達のコメントは動画でどうぞ。
2022.03.05
鈴鹿ファン感でTEAM GOH フォーミュラ初走行!