NEWS & RACES

Archive

2022.08.25

9番手スタートの三宅淳詞、スタートの出遅れとピットワークでジャッキトラブルがひびき15位フィニッシュ

・8月21日 予選: 9番手(1分30秒730)

天候:曇り、27℃  路面:ドライ、32℃

 

・8月21日 決勝: 15位

天候:晴れ、31℃  路面:ドライ、45℃

8月21日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦が行われ、9番手からスタートしたTEAM GOHの55号車、三宅淳詞は、スタートで出遅れてポジションダウン、さらに終盤のピットインでジャッキトラブルに見舞われてしまい、15位でチェッカーを受けました。

◆ドライバー 三宅淳詞 のコメント

「昨日レース終了後に僕自身のドライビングについて悪い部分を伊沢拓也アドバイザーから指摘され、今朝はいきなり予選だったのですぐさま改善することは難しかったのですが、なんとか改善の方向に修正ができ、クルマのセッティングも良くなっていたのでQ1突破ができました。Q2はもう少し曲がるクルマにした方が良かったのかなとも思いますが、なんとか9番手、一桁のグリッドを確保できたので、ここ数戦の流れの中では良かったです」

 

「決勝はスタートで出遅れてしまいましたが、マシンバランスも周りのクルマのポテンシャルと比べても良かったと思いますし、なんとか追い上げていく展開ではあったのですが、終盤のピットインでトラブルがありロスしてしまい、上位でゴールはできませんでした。でもここ2戦接触でリタイアが続いていたので、後方ではありますがチェッカー受けられて、流れをかえるという意味でも良かったと思います。また、ロングペースもトップと比べればまだまだですが、金曜日のFPや昨日のレースと比べて良い方向に向かっているのは確かです。次の鈴鹿はルーキーの僕が既に走った経験があるサーキットですし、2戦ともに予選から上位にいけるよう頑張ります」

◆チーム監督 山本雅史 のコメント

「予選9番手だったのですが、スタートで順位を落としまいました。その後のレースペースは悪くなかったので、53号車と同じく引っ張る作戦でいき、53号車よりも少し後にピットインしたのですが、ピットワークでフロントジャッキに誤作動が出てしまい、結局集団の後でコースに戻ることになってしまい、それが残念でした」

 

「今日は2台ともに入賞でポイント獲得できる可能性があったので、残念でした。ただ、方向性は十分に戦えるということが証明できたと思いますので、鈴鹿に向けて準備を進めます」

◆エンジニア 岡島慎太郎 のコメント

「昨日課題となった部分と、セットアップのコンセプト自体を見直して今日の予選にのぞみ、今日はQ1突破できたことがまず良かったです。クルマのパフォーマンスも技術レベルもラウンド7よりかなり改善できていました。今回2レース制ということで、1レース目での課題を2レース目で改善するということができて、良かったと思います。トップと比べるとまだタイム差があるので、まだ何かしら策を施してパフォーマンスを上げていく必要があります」

 

「レースについては、ロングランのセットが昨日のウォームアップと同じようなバランスになってしまい、うまく問題点を改善することができませんでした。レースのロングランについては53号車の方がバランスが良いようなので、そのデータを分析して、鈴鹿に生かせる良い部分はこちらでも取り入れたいと思います」

2022.08.25

佐藤蓮、第8戦は10番手スタートから3つポジションアップで7位フィニッシュ、4ポイント獲得!

・8月21日予選: 10番手(1分30秒750)

天候:曇り、27℃   路面:ドライ、32℃

 

・8月21日決勝: 7位

天候:晴れ、31℃    路面:ドライ、45℃

 

8月21日(日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦が行われ、10番グリッドからスタートしたTEAM GOHの53号車をドライブする佐藤蓮は、スタートからクリーンなレースを展開、ロングで引っ張る戦略も功を奏し、3番手アップの7位でフィニッシュ、4ポイントを獲得しました。

◆ドライバー 佐藤蓮 のコメント

「スタートが上手くいき、ポジションアップができたのですが、その駆け引きの中で右フロントにフラットスポットを作ってしまいました。そこで振動が出ていたのですが、ペース自体は悪くなくて、スティントを引っ張る作戦でいきました。それがうまくはまって、7位でフィニッシュすることができました」

 

「今日のレースを振り返ると、やはり予選でもう少し前にいかないといけないと痛感しました。鈴鹿までにチームでしっかり準備をして、表彰台にのれるように頑張りたいと思います」

◆チーム監督 山本雅史 のコメント

「予選は30秒750で10番手ということで、勝負ができる範囲に入れました。ウォームアップでも昨日の反省点をふまえたセットアップで良い方向性がみつかり、決勝も、スタートで順位を落とすこともなく、徐々に順位をあげていけました。戦略的にも、レースラップが良かったので、ロングで引っ張る作戦で、最後はOTSを使い切っていこうとプッシュしたのですが、サッシャ選手を抜くことはできませんでした」

 

「課題はやはり予選でもう少し上位にいくということです。レースの内容自体は収穫があったので、最終ラウンドの鈴鹿に向けて準備を進めます」

◆エンジニア ライアン・ディングル のコメント

「昨日夕方、第7戦の反省点についてドライバーとチームメンバーでしっかり話し、データを確認した上で、今日の予選に向けてクルマのレベルアップはできたと思います。スタートポジションは昨日よりも良かったのですが、もう少し前に出られれば、レースが楽になると思います」

 

「今日のレース自体は、良い発見もあり、それをしっかり生かすこともでき、レースペースも良く、また、スタートで順位を落とすこともなく、2周目でよく松下選手のことをおさえてポジションキープができたと思いますし、クリーンなレースで、戦略的にもよかったと思います」

 

「鈴鹿はまた特性の異なるサーキットですが、このもてぎ大会で学んだことをしっかり生かせるように準備をして、次も2レース制ですが、1レース目から表彰台を目指したいと思います」

2022.08.21

三宅淳詞、雨の第7戦はセーフティカー導入中に前車に追突しリタイア

2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦が、8月20日(土)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、16番グリッドからスタートしたTEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は、セーフティカー導入中に前車に追突し、リタイアとなりました。

ドライバー 三宅淳詞 のコメント

「もてぎは抜きにくいコースなので、予選と、決勝のスタートが大切だと思っていました。金曜日の走り出しでは、中盤まで上位グループにいられたのですが、僕がクルマのフィーリングをすぐにフィードバック、対応してしまったことが裏目に出て、刻々と変化する路面コンディションなどに対して、逆に後手にまわってしまったところが反省点です」

「FPから今朝の予選に向けてみつかった課題もありましたが、セットの修正と自分のドライビングの修正、両方が不足していて、タイムを伸ばしきることができず16番手となりました。金曜日のFPでは気温も高く、ダスティな路面状況の中でも上位グループで走れていたので、クルマのポテンシャルはかなり高いと思っています。データを見直し、ドライビングの変更についても確認して、第8戦の決勝は前からスタートできるよう明朝の予選アタックにのぞみたいと思います」

監督 山本雅史 のコメント

「予選は53号車と同じ方向性で動いていたので、53号車と55号車の結果は同じような感じになり、良いところに収めきることができずに16番手でした」

 

「決勝は最後までスリックでいくか迷っていましたが、雨の量が多くなり、ぎりぎりでウェットにする判断をしました。レースはなかなかペースを上げられずに苦しみましたが、SCが入った後にフォーメーションが崩れ、前車に近づこうとして、水しぶきで全く見えない中、追突してしまい、三宅君はリタイアとなりました。方向性は間違っていないと思うので、これからしっかりミーティングで詳細をつめ、明日に備えます」

 

エンジニア 岡島慎太郎 のコメント

「予選Q1のトップタイムは、コンディションの違いもありますが、昨年のSFもてぎ大会のポールタイムよりも速いもので、我々としてはコンディションに対する合わせ込みが不足していたと考えています。明日の予選に向けてはセットアップのコンセプトから大幅な見直し、修正が必要です」

「決勝は、ウォームアップの時点ではドライだったのですが、ドライのセット確認をしたのですが、アンダーが強く出てしまい、レースでパフォーマンスが低くなるため、グリッドで修正するアイテムを加えたのですが、レースはウェットになってしまいました。決勝序盤はペースが上がらずに苦しみましたが、内圧が上がって落ち着いてからはペースも改善ができ、また、コンディションの違いはありましたがアンダーについても改善ができ、良いデータもとれました。明日に向けてはトップに対して速さが不足していることもあり、予選だけでなくレースセットの見直しもします」

2022.08.21

佐藤蓮、2レース制もてぎ大会の初日、第7戦は12位フィニッシュで、ポイント獲得に届かず

8月20日(土)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第7戦が行われ、15番手からスタートしたTEAM GOHの53号車をドライブする佐藤蓮は、雨の中、タイヤマネジメント重視のドライビングで終始我慢のレースを展開、12位でフィニッシュ。ポイント獲得とはならず、翌日曜日の第8戦に向けて課題を残し、開幕富士大会以来2回目となる2レース制大会の初日を終えました。

ドライバー 佐藤蓮 のコメント

「今朝の予選は昨日のFPからの不調を解消しきれずに、15番手に沈んでしまいました。午後の決勝は雨でコンディションも大きくかわり、とてもタフでした。結果的にポジションを2つあげてフィニッシュすることができましたが、今日土曜日は、ドライもレインも、それぞれに課題が残る1日となりました」

 

「ただ、明日第8戦の予選に向けて改善の方向性は見えているので、今晩分析を進め、まずはしっかりQ1を突破できるように頑張ります」

監督 山本雅史 のコメント

「昨日のFPからセットアップで色々チャレンジし過ぎてしまい、良いところに収まらないまま予選を迎えてしまいました。予選でFPからのベストラップは出せたものの、周りの方が我々よりも良いクルマ作りをしてきた、ということだと思います」

 

「決勝は、レコノサンスが終わりグリッドに着いた後で雨が降り出し、完全にウェットとなったので、グリッドでセットアップをウェットの方向に修正しました。タイヤマネジメントしながら我慢のレースでしたが、終盤にポイント圏内がみえてきたところで、頑張り過ぎてコースオフしてしまったのは悔やまれるものの、これも経験です。明日に向けてしっかりミーティングをして、第8戦に挑みます」

エンジニア ライアン・ディングル のコメント

「今朝の予選タイムは、昨日のFPから考えると悪くなかったものの、ライバル達の改善幅が自分たちのそれよりも大きく、15番手という結果になりました。決勝はウェットで、ドライバーは前が見えず、またタイヤコントロールも重要になってくる中、皆同じように苦しかったと思います」

 

「明日の決勝はドライになると思うのですが、朝の予選は完全にドライになるのかダンプが残るのか微妙だと思います。路面もリセットされると思いますので、改善策について、これからドライバーとよく相談したいと思います」