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2022.11.01
佐藤蓮、2022 ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得!今季のルーキー・オブ・ザ・イヤーはTEAM GOHのふたり、佐藤と三宅で争う中、決着は最終戦まで持ち越されましたが、第9戦で3位となった佐藤が11ポイントを追加し今季累計25ポイントに。第10戦で三宅が7ポイント差を追う展開となり、三宅は8位入手で3ポイントを手にしましたが、4ポイント届かずに、佐藤蓮がルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。
2022.10.30
三宅淳詞、守りのレースに苦しみながらも8位入賞最終戦は3ポイント獲得し、合計21ポイントでルーキーシーズンを終了
10月30日(土)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦、第10戦が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、TEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は、8位入賞でルーキーイヤーである今シーズンを終えました。
チームメイトである佐藤蓮と競っていたルーキー・オブ・ザ・イヤーは、第9戦終了時点で7ポイントを佐藤に先行されていたところ、本日3ポイントを獲得し4ポイント差まで縮めましたが、受賞には届きませんでした。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「昨日はほんの少しの差でQ1突破ができなかったので、今日の最終戦ではQ2進出を果たして前方からスタートする為に、昨晩チームの皆さんとドライビングをはじめ全てを見直した結果、今日はQ1突破することができ、それほど前ではないのですが、昨日よりは良い8番手からのスタートとなりました。スタートはここ数戦調子が悪かったのですが、原因について思い当たることもあり、昨晩はメカニックの皆さんに夜遅くまでデータやクラッチなど、全て見直し・確認をしていただき、今日は悪くないスタートでいけたのですが、難しいのは、昨日良かったロングが、今日は全然うまく走れない、という部分があり、追い上げていく予定だったのですが、結局守るレースになってしまいました。終盤は牧野選手に追われる展開でしたが、チームからの無線での情報や、OTSを駆使することで、上手くディフェンスすることができました。そういったところは、今シーズンを通して、成長できた部分かなと思います。
今季参戦にあたりお世話になった関係者の皆様、そして応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました」
監督 山本雅史 のコメント
「昨日のレースは良かったのですが、課題となっていた予選についてダイナミックにセットアップを変更しました。それが良い方向にいって、Q1突破、予選は8番手となりました。
決勝レースについても昨日のものからちょっとセットアップをいじったのですが、それが上手い方向にはいかず、フロントのアンダー傾向が強く、ドライバビリティが低いセッティングなったしまったことで、ドライバーにはかわいそうなことをしました。それでも、途中アップダウンはあったものの、なんとか堪えて8位でフィニッシュ、ポイントをとってくれたので良かったと思います。色々課題もありますので、来年に向けて、さらに良いチーム作りをしたいと思います」「
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「予選はQ1突破できるクルマに仕上げるというのが命題でしたが、ドライバーもドライビングを頑張ってくれて、今日はQ2進出がかない、決勝はポイント圏内の8番手からスタートとなりました。予選は昨日のラウンド9から改善できたという点で評価できると思います。
一方、レースについてはセット側での課題が大きく、昨日のベースセットからパフォーマンスが下がってしまったことでスタートポジションの8番手から順位を上げられなかったのかなと、残念に思います。戦略的にも早めにピットインさせることしかできない状況だったので、もう少し車両のパフォーマンスが高ければ違った戦略がとれたのかなと考えています。来季は車両がかわってくると思いますので今年の経験が生かせるか現時点ではわかりませんが、今後に諸々つなげていければなと思います」
2022.10.30
佐藤蓮、今季最終戦は苦しいレース展開で19位チェッカーも、ファステストラップを記録10月30日(日)、全日本スーパーフォーミュラ選手権の2022年シーズン最終戦となる第10戦が鈴鹿サーキットで行われ、TEAM GOHの53号車をドライブする佐藤蓮は19位でチェッカーを受けました。苦しいレース展開となったものの、ファステストを記録し、速さを印象づけたSF初年度の締めくくりとなりました。
また、今季合計25ポイントを獲得し、チームメイトである三宅淳詞に4ポイントの差をつけ、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
ドライバー 佐藤蓮 のコメント
「予選は惜しいところでQ1突破できずに、決勝は14番手からのスタートになりました。オープニングラップで入った最初のSC明けにスピンを喫して最後尾まで落ちてしまい、2回目のSC明けには後ろから追い上げる展開だったのですが、バトル途中での接触によりフロントウイングを破損させてしまった為に、今日のレースの勝負権を失うことになってしまいました。レースペースとしてはファステストを記録でき、とても良いポテンシャルがあったと思うのですが、自分自身のレースの組み立ての悪さが課題として残りました。今季はSF初参戦でしたが、多くを学んだ実り多きシーズンでした。参戦するにあたり尽力してくださった関係者の皆さまや、応援してくださったファンの皆さまに、心から感謝いたします」
監督 山本雅史 のコメント
「昨日は素晴らしいレースをしてくれて3位ポディウムを獲得して、今日は予選をちょっと攻めにいったのですが、ほんのちょっとの差でQ1は7番手に終わり、Q2に進めませんでした。結果、決勝14番手からのスタートだったのですが、スタート後ちょっとうまくペースが上げられませんでした。1周目に他車のクラッシュでSCが入り、ラッキーかなと思ったのですが、そのSC明け、グリーンになったところでスピンを喫してしまい、最下位になってしまいました。その後はトップに遜色ないペースで追い上げていたのですが、2回目のSC後、リスタートで、前車を追い抜こうとして接触してしまい、フロントウイングを損傷、2回目のピットインとなりました。そこからは最下位を走るレースになってしまったのですが、ペースは良く、ファステストも出し、残念なレースではありましたが、レースのセットとしては良いものがみつかったので、また今後につなげていけると考えています」
エンジニア ライアン・ディングル のコメント
「予選については、昨日のデータをベースにアジャストし、フィーリングは良かったと思いますが、1か所ミスがあり、若干タイムが足りずにQ1を突破できませんでした。
レースのセットについては昨日の良いベースがあり、今日はまたコンディションが違うので、そこにアジャストを入れて、ペースは良かったんじゃないかと思います。ただ、14番手からのスタートということでドライバーには心理的な焦りというかプレッシャーというか、頑張り過ぎてしまうような部分があったかもしれず、そこから小さなミスやリスクマネジメントに影響があって、残念なことにつながってしまったと思います。
十分速さはみせてくれましたし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーも手にできて良かったと思う反面、正直なところ、もう少し上でフィニッシュできたらという気持ちもあるので、そこは今後につなげていきたいと思います」
2022.10.29
トラフィックの中で苦戦を強いられ12位フィニッシュながらも、三宅淳詞、ファステストラップを記録!10月29日(土)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、14番グリッドからスタートしたTEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は12位でフィニッシュ。ポイント獲得には届かなかったものの、12周目に1分40秒056のファステストラップを記録しました。チームメイトの佐藤蓮と争っているルーキー・オブ・ザ・イヤーについては30日(日)の今季最終戦となる第10戦で7ポイント差を追いかける立場になりました。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
予選で後方に沈んでしまったのが厳しかったのですが、スタートも前大会のもてぎに続いてあまり上手くいかず、順位を落としてしまったので、原因をみつけないといけません。その後はクルマの調子が良く、ピットイン後の前が詰まっている状態で走っている中でもファステストを記録することができたことからも、予選で前方のグリッドを確保できれば、表彰台や優勝さえも狙っていけるポテンシャルを感じています。明日に向けて、チームとともに課題解決に向けて力を尽くします。
監督 山本雅史 のコメント
三宅君は、Q1で約1/100秒が足りずにQ2に進むことができずに、14番手からのスタートでした。結果的にファステストは記録しましたが、混戦しているトラフィックの中に入ってしまい、自分のペースが作れずに、ちょっと厳しいレースになってしまいました。明日の最終戦については、解決すべき課題は解決し、しっかり良い方向をみつけて、良い結果を出すべく頑張ります。
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
予選は1/100秒足りずにQ1突破できなかったのですが、それはセットももう少し、ということと、ドライビングにも課題があったと思いますので、お互いそこを詰めていく必要があります。トップに対してパフォーマンスの差があることもあり、予選セットは明日に向けてまだ大きく見直す必要があります。決勝はスタートでつまずいたことがありますが、レースのパフォーマンスはかなり良かったと思います。戦略的には10週目にピットインし、アンダーカットを狙っていたのですが、他の選手に引っかかってしまったことにより、後半ペースを上げることができなかったのがもったいなかったので、戦略についても再考します。セットについてはパフォーマンスが高かったと思いますし、実際ファステストも出せているので、その決勝セットの良い部分を予選にも活かせる方向で検討したいと思います。
2022.10.29
佐藤蓮、第9戦で初表彰台を獲得!10月29日(土)、三重県の鈴鹿サーキットで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第9戦が行われ、9番手からスタートしたTEAM GOHの53号車をドライブする佐藤蓮は、3位でフィニッシュ、SFでの初表彰台を獲得しました。これにより11ポイントを手にした佐藤は、今季通算25ポイントとなり、チームメイトの三宅淳詞に7ポイントの差をつけ、30日(日)の今鈴鹿大会2レース目、今シーズンの最終戦となる第10戦でルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞レースの決着をつけることになります。
ドライバー 佐藤蓮 のコメント
「今日は9番手からのスタートでしたが、スタートで1台、続く2周目でもさらに1台とオーバーテイクを重ねて、最終的には3位でフィニッシュできて、初めて表彰台にのぼることができました。素晴らしいクルマに仕上げてくれ、レースの間中、常に細かいさまざまなインフォメーションを無線で入れ続けてくれたチームの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。鈴鹿はスクールで走りこんだサーキットなので、抜けるポイントなどもよくわかっており、先輩ドライバーに対しても、躊躇なく仕掛けていくことができました。明日さらに良いレースができるよう、これからさらにチームとのミーティングで細かい改善点をつめていきます。引き続き応援よろしくお願いします」
監督 山本雅史 のコメント
「今日は蓮くんが初めて表彰台を獲得ということで、本当に良かったです。予選は、Q1は良いタイムで突破したのですが、Q2でタイムが伸び切らず、9番手からのスタートとなりました。その部分を解消して、明日はさらに前方からスタートできるようにしたいと思います。レース自体はセットアップも良い方向をみつけることができ、ドライバーも本当によく頑張ってくれて、スタートの、あの1週目、2周目が今日のレースを決めたと思います。そこから徐々に順位をあげて、初のポディアムおめでとう、という結果になりました」
エンジニア ライアン・ディングル のコメント
「金曜日のFPのポジションは下方に沈んでいましたが、流れ的にはしっかりしていて、改善点については今日の予選までに解消できたと思います。ただまだ課題が残っています。レースのパフォーマンスは高く、それはクルマの仕上がりだけでなく、ドライバーが準備含めてとても頑張ってくれ、ドライビングのアジャストについてもこれまで以上に力を入れてくれました。ドライバーの努力とチームの努力がようやく実って、結果を出すことができました。ただ、3位で満足しているわけにはいきませんので、明日の最終戦では優勝を狙って、さらに頑張っていきます」
2022.08.25
9番手スタートの三宅淳詞、スタートの出遅れとピットワークでジャッキトラブルがひびき15位フィニッシュ・8月21日 予選: 9番手(1分30秒730)
天候:曇り、27℃ 路面:ドライ、32℃
・8月21日 決勝: 15位
天候:晴れ、31℃ 路面:ドライ、45℃
8月21日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦が行われ、9番手からスタートしたTEAM GOHの55号車、三宅淳詞は、スタートで出遅れてポジションダウン、さらに終盤のピットインでジャッキトラブルに見舞われてしまい、15位でチェッカーを受けました。
◆ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「昨日レース終了後に僕自身のドライビングについて悪い部分を伊沢拓也アドバイザーから指摘され、今朝はいきなり予選だったのですぐさま改善することは難しかったのですが、なんとか改善の方向に修正ができ、クルマのセッティングも良くなっていたのでQ1突破ができました。Q2はもう少し曲がるクルマにした方が良かったのかなとも思いますが、なんとか9番手、一桁のグリッドを確保できたので、ここ数戦の流れの中では良かったです」
「決勝はスタートで出遅れてしまいましたが、マシンバランスも周りのクルマのポテンシャルと比べても良かったと思いますし、なんとか追い上げていく展開ではあったのですが、終盤のピットインでトラブルがありロスしてしまい、上位でゴールはできませんでした。でもここ2戦接触でリタイアが続いていたので、後方ではありますがチェッカー受けられて、流れをかえるという意味でも良かったと思います。また、ロングペースもトップと比べればまだまだですが、金曜日のFPや昨日のレースと比べて良い方向に向かっているのは確かです。次の鈴鹿はルーキーの僕が既に走った経験があるサーキットですし、2戦ともに予選から上位にいけるよう頑張ります」
◆チーム監督 山本雅史 のコメント
「予選9番手だったのですが、スタートで順位を落としまいました。その後のレースペースは悪くなかったので、53号車と同じく引っ張る作戦でいき、53号車よりも少し後にピットインしたのですが、ピットワークでフロントジャッキに誤作動が出てしまい、結局集団の後でコースに戻ることになってしまい、それが残念でした」
「今日は2台ともに入賞でポイント獲得できる可能性があったので、残念でした。ただ、方向性は十分に戦えるということが証明できたと思いますので、鈴鹿に向けて準備を進めます」
◆エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「昨日課題となった部分と、セットアップのコンセプト自体を見直して今日の予選にのぞみ、今日はQ1突破できたことがまず良かったです。クルマのパフォーマンスも技術レベルもラウンド7よりかなり改善できていました。今回2レース制ということで、1レース目での課題を2レース目で改善するということができて、良かったと思います。トップと比べるとまだタイム差があるので、まだ何かしら策を施してパフォーマンスを上げていく必要があります」
「レースについては、ロングランのセットが昨日のウォームアップと同じようなバランスになってしまい、うまく問題点を改善することができませんでした。レースのロングランについては53号車の方がバランスが良いようなので、そのデータを分析して、鈴鹿に生かせる良い部分はこちらでも取り入れたいと思います」
2022.08.25
佐藤蓮、第8戦は10番手スタートから3つポジションアップで7位フィニッシュ、4ポイント獲得!・8月21日予選: 10番手(1分30秒750)
天候:曇り、27℃ 路面:ドライ、32℃
・8月21日決勝: 7位
天候:晴れ、31℃ 路面:ドライ、45℃
8月21日(日)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦が行われ、10番グリッドからスタートしたTEAM GOHの53号車をドライブする佐藤蓮は、スタートからクリーンなレースを展開、ロングで引っ張る戦略も功を奏し、3番手アップの7位でフィニッシュ、4ポイントを獲得しました。
◆ドライバー 佐藤蓮 のコメント
「スタートが上手くいき、ポジションアップができたのですが、その駆け引きの中で右フロントにフラットスポットを作ってしまいました。そこで振動が出ていたのですが、ペース自体は悪くなくて、スティントを引っ張る作戦でいきました。それがうまくはまって、7位でフィニッシュすることができました」
「今日のレースを振り返ると、やはり予選でもう少し前にいかないといけないと痛感しました。鈴鹿までにチームでしっかり準備をして、表彰台にのれるように頑張りたいと思います」
◆チーム監督 山本雅史 のコメント
「予選は30秒750で10番手ということで、勝負ができる範囲に入れました。ウォームアップでも昨日の反省点をふまえたセットアップで良い方向性がみつかり、決勝も、スタートで順位を落とすこともなく、徐々に順位をあげていけました。戦略的にも、レースラップが良かったので、ロングで引っ張る作戦で、最後はOTSを使い切っていこうとプッシュしたのですが、サッシャ選手を抜くことはできませんでした」
「課題はやはり予選でもう少し上位にいくということです。レースの内容自体は収穫があったので、最終ラウンドの鈴鹿に向けて準備を進めます」
◆エンジニア ライアン・ディングル のコメント
「昨日夕方、第7戦の反省点についてドライバーとチームメンバーでしっかり話し、データを確認した上で、今日の予選に向けてクルマのレベルアップはできたと思います。スタートポジションは昨日よりも良かったのですが、もう少し前に出られれば、レースが楽になると思います」
「今日のレース自体は、良い発見もあり、それをしっかり生かすこともでき、レースペースも良く、また、スタートで順位を落とすこともなく、2周目でよく松下選手のことをおさえてポジションキープができたと思いますし、クリーンなレースで、戦略的にもよかったと思います」
「鈴鹿はまた特性の異なるサーキットですが、このもてぎ大会で学んだことをしっかり生かせるように準備をして、次も2レース制ですが、1レース目から表彰台を目指したいと思います」
2022.08.21
三宅淳詞、雨の第7戦はセーフティカー導入中に前車に追突しリタイア2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦が、8月20日(土)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、16番グリッドからスタートしたTEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は、セーフティカー導入中に前車に追突し、リタイアとなりました。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「もてぎは抜きにくいコースなので、予選と、決勝のスタートが大切だと思っていました。金曜日の走り出しでは、中盤まで上位グループにいられたのですが、僕がクルマのフィーリングをすぐにフィードバック、対応してしまったことが裏目に出て、刻々と変化する路面コンディションなどに対して、逆に後手にまわってしまったところが反省点です」
「FPから今朝の予選に向けてみつかった課題もありましたが、セットの修正と自分のドライビングの修正、両方が不足していて、タイムを伸ばしきることができず16番手となりました。金曜日のFPでは気温も高く、ダスティな路面状況の中でも上位グループで走れていたので、クルマのポテンシャルはかなり高いと思っています。データを見直し、ドライビングの変更についても確認して、第8戦の決勝は前からスタートできるよう明朝の予選アタックにのぞみたいと思います」
監督 山本雅史 のコメント
「予選は53号車と同じ方向性で動いていたので、53号車と55号車の結果は同じような感じになり、良いところに収めきることができずに16番手でした」
「決勝は最後までスリックでいくか迷っていましたが、雨の量が多くなり、ぎりぎりでウェットにする判断をしました。レースはなかなかペースを上げられずに苦しみましたが、SCが入った後にフォーメーションが崩れ、前車に近づこうとして、水しぶきで全く見えない中、追突してしまい、三宅君はリタイアとなりました。方向性は間違っていないと思うので、これからしっかりミーティングで詳細をつめ、明日に備えます」
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「予選Q1のトップタイムは、コンディションの違いもありますが、昨年のSFもてぎ大会のポールタイムよりも速いもので、我々としてはコンディションに対する合わせ込みが不足していたと考えています。明日の予選に向けてはセットアップのコンセプトから大幅な見直し、修正が必要です」
「決勝は、ウォームアップの時点ではドライだったのですが、ドライのセット確認をしたのですが、アンダーが強く出てしまい、レースでパフォーマンスが低くなるため、グリッドで修正するアイテムを加えたのですが、レースはウェットになってしまいました。決勝序盤はペースが上がらずに苦しみましたが、内圧が上がって落ち着いてからはペースも改善ができ、また、コンディションの違いはありましたがアンダーについても改善ができ、良いデータもとれました。明日に向けてはトップに対して速さが不足していることもあり、予選だけでなくレースセットの見直しもします」
2022.08.21
佐藤蓮、2レース制もてぎ大会の初日、第7戦は12位フィニッシュで、ポイント獲得に届かず8月20日(土)、栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の第7戦が行われ、15番手からスタートしたTEAM GOHの53号車をドライブする佐藤蓮は、雨の中、タイヤマネジメント重視のドライビングで終始我慢のレースを展開、12位でフィニッシュ。ポイント獲得とはならず、翌日曜日の第8戦に向けて課題を残し、開幕富士大会以来2回目となる2レース制大会の初日を終えました。
ドライバー 佐藤蓮 のコメント
「今朝の予選は昨日のFPからの不調を解消しきれずに、15番手に沈んでしまいました。午後の決勝は雨でコンディションも大きくかわり、とてもタフでした。結果的にポジションを2つあげてフィニッシュすることができましたが、今日土曜日は、ドライもレインも、それぞれに課題が残る1日となりました」
「ただ、明日第8戦の予選に向けて改善の方向性は見えているので、今晩分析を進め、まずはしっかりQ1を突破できるように頑張ります」
監督 山本雅史 のコメント
「昨日のFPからセットアップで色々チャレンジし過ぎてしまい、良いところに収まらないまま予選を迎えてしまいました。予選でFPからのベストラップは出せたものの、周りの方が我々よりも良いクルマ作りをしてきた、ということだと思います」
「決勝は、レコノサンスが終わりグリッドに着いた後で雨が降り出し、完全にウェットとなったので、グリッドでセットアップをウェットの方向に修正しました。タイヤマネジメントしながら我慢のレースでしたが、終盤にポイント圏内がみえてきたところで、頑張り過ぎてコースオフしてしまったのは悔やまれるものの、これも経験です。明日に向けてしっかりミーティングをして、第8戦に挑みます」
エンジニア ライアン・ディングル のコメント
「今朝の予選タイムは、昨日のFPから考えると悪くなかったものの、ライバル達の改善幅が自分たちのそれよりも大きく、15番手という結果になりました。決勝はウェットで、ドライバーは前が見えず、またタイヤコントロールも重要になってくる中、皆同じように苦しかったと思います」
「明日の決勝はドライになると思うのですが、朝の予選は完全にドライになるのかダンプが残るのか微妙だと思います。路面もリセットされると思いますので、改善策について、これからドライバーとよく相談したいと思います」
2022.07.18
三宅淳詞、第6戦はスタート直後にマシン損傷でリタイア2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦
富士スピードウェイ(4.563km)
・7月16日 予選: 12番手(1分38秒435)
天候:雨、22℃ 路面:ウェット、24℃
・7月17日 決勝: DNF
天候:晴れ、27℃ 路面:ドライ、37℃
7月17日(日)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦、今シーズン2回目となる富士大会の決勝が行われ、12番グリッドからスタートしたTEAM GOHの55号車、三宅淳詞は、スタート直後の複数台接触の混乱の中でフロントウイング、フロントアーム、およびアンダーパネルを損傷し、リタイアを余儀なくされました。
◆ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「土曜日の予選では、朝のFPでクルマのパフォーマンスは調子が良さそうなこともわかっていたのですが、黄旗、赤旗などの影響もあり、タイミング良くアタックすることができず、不完全燃焼で終わってしまいました。ただ、決勝に向けて、マシンのフィーリングは良くポジティブでした。日曜日朝のFPでもそこは確認できていたのでチャンスはありそうだと思っていたのですが、スタート直後、1コーナーで僕自身が原因となる接触をしてしまい、それに起因した混乱の中でリタイアすることになってしまいました」
「次のもてぎはオーバーテイクが難しいコースだと思いますし、前のグリッドからスタートできるようにしないといけないと考えていますので、しっかり準備したいと思います」
◆監督 山本雅史 のコメント
「思うようにアタックできない予選結果で三宅君は決勝12番手のスタートでしたが、スタート直後の多重接触の中でフロントウイング、フロントアーム、アンダーパネルを損傷して、そのままリタイアとなってしまいました。ただ、良い方向にはきているので、次戦のもてぎでしっかり戦って、良い結果を出したいと思います」
◆エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「今回の富士は走り出しのFP1がウェットだったので、第3戦鈴鹿の時のデータと、ドライでパフォーマンスが高かった開幕富士大会の時のデータを参考にウェットセットを考えました。パフォーマンスはまずまず高く、ウェットだった鈴鹿戦の時よりもベースセットの底上げができ、ウェットとしては良い発見がありました。ただ、予選に関してはタイミングの問題もあり、正直、満足なタイムは出せなかったのですが、あのポジション(12番手)で終わるパフォーマンスではなかったと思っています」
「日曜日朝のFP2では、開幕大会での良かったベースに追加のアイテムを投入し、バランスも良く、決勝に向けてポジティブだったので、スタート直後のリタイアは残念でした。次のもてぎは2レース制ですし、切り替えてしっかり集中し、今季後半戦の流れを挽回したいと思っています」
2022.07.18
佐藤蓮、第6戦は6位でフィニッシュ、5ポイント獲得全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦
富士スピードウェイ(4.653km)
・7月16日予選: 16番手(1分39秒860)
天候:雨、22℃ 路面:ウェット、24℃
・7月17日決勝: 6位
天候:晴れ、27℃ 路面:ドライ、37℃
7月17日(日)、静岡県の富士スピードウェイにて2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦決勝が行われ、16番グリッドからスタートしたTEAM GOH の53号車をドライブする佐藤連は6位でフィニッシュし、第3戦鈴鹿大会以来のポイント獲得となりました。第6戦終了時点で、佐藤蓮は今シーズン通算10ポイントを獲得しています。
◆ドライバー 佐藤蓮 のコメント
「16番手スタートでしたが6番手まで挽回してレースを終えることができました。SCが入るタイミングなど展開に恵まれたということもありますが、レースペースに強いものがあったと思います」
「序盤に自分のミスでフラットスポットを作ってしまい苦戦した部分もありましたが、そういうミスをしないよう1つずつ改善していくことで、もっと上の順位がみえてくると思いますので、次のもてぎでは表彰台を狙えるよう、自分自身の改善点をみつめなおすとともに、チームと一丸となって準備をしたいと思います」
◆監督 山本雅史 のコメント
「雨の予選は厳しいものがあり決勝は16番手スタートでしたが、佐藤蓮君はSCもうまく利用して追い上げてくれました。スタート直後にフラットスポットを作ってしまい、その後バランスが悪くなって順位を落としてしまったのですが、ドライバーとしてできることをしっかりやってもらい、ピットストップを遅らせ、その作戦もうまく運びました」
「最終的には5位を狙って仕掛けていたのですが、並ぶところまではいったものの、惜しいところでファイナルラップとなってしまいました。それでも、ポイントも獲得できましたし、16番手から6位へのジャンプアップで悪くありません。まぁまぁ良いレースができたのかなと思っています」
◆エンジニア ライアン・ディングル のコメント
「雨に翻弄された予選では、タイミング良くしっかりアタックができないまま16番手に沈んでしまったのですが、日曜日のFP2では、富士での開幕2戦でパフォーマンスが高かったものに近いベースに、1つ2つ、新しいアイテムを入れて走り、概ねフィーリングもパフォーマンスも悪くないことを確認できました」
「決勝は、16番手からのスタートだとストレートが速くないと勝負にならないので、FP2よりダウンフォースレベルをけずりました。序盤のフラットスポットによるロスが大きく残念でしたが、復活してからはペースも良く、順位を上げることができました」
「6位自体は目標としているレベルではありませんが、16番手スタートからのジャンプアップと考えれば、悪くないと思います。今週末にトライしたアイテムに、さらにアグレッシブな戦略をたて、次のもてぎ大会はFP1から高いパフォーマンスで、表彰台を狙っていきたいと思います」
2022.06.20
三宅淳詞、第5戦は振るわなかった予選結果が響き、18位でフィニッシュ — 前半戦は累計18ポイントを獲得、後半戦はより安定したパフォーマンスを目指す・6月18日予選: 21番手(1分05秒736)
天候:晴れ、21℃ 路面:ドライ、33℃
・6月19日決勝: 18位
天候:晴れ、30℃ 路面:ドライ、43℃
6月19日(日)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦、53周回で争われるSUGO大会決勝レースが行われ、予選がふるわずに最後尾からスタートしたTEAM GOHの三宅淳詞は18位でチェッカーを受けました。ルーキーながら今シーズン前半戦は累計18ポイントを獲得し、後半戦ではより安定したパフォーマンスを目指します。
◆ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「土曜日朝のFP1であまり良いポジションではなかったので、予選に向けてドライビングの仕方とセッティング、両方を見直してQ1に挑みましたが、あまり効果がなく、予選順位は後方に沈んでしまいました。決勝はロングランを見据えてセッティングを変更、とても乗りやすくなり、FP2でも良いパフォーマンスが出せました。ただ、SUGOはとても狭いコースで、前方の車のタービュランスの関係でダウンフォースが抜けてしまうことも多く、順位を上げられませんでした。やはり予選最下位だったことが今回の敗因です。」
「今シーズンの前半戦を振り返ると、オートポリスで表彰台にのることもでき、計5戦で18ポイント獲得できたのですが、やはり、鈴鹿や今回のSUGOなど、波があり過ぎました。次戦の富士は開幕大会に続き2回目となりますし、もちろん順位は大切なのですが、何よりももう少し安定した結果を出せるように、そしてもっと上位で戦えるように、後半戦さらに頑張っていきたいと思います。」
◆監督 山本雅史 のコメント
「三宅君のドライバビリティに合わせて持ってきた車の方向性はそんなにずれてはいなかったのですが、予選に向けてのコンディション変化にうまく追従できず、そういった意味で、三宅君にセットアップの件では苦労をかけました。決勝では前に車がいてエアロの問題などもありなかなか攻めきれずにいたと思いますが、三宅君自身はとてもドライバビリティの高いクルマに仕上がっていたと言ってくれていて、やはりレースは予選が肝で前にいないといけないな、という話をしました。」
「今日優秀したサッシャ選手も、タイヤ交換の後に三宅の後ろにいてずっと抜くことができなかった。それがここSUGOの難しさで、当たり前のことですが、レースは予選からリードしていかなければならないと。それが僕自身ルーキーの監督として改めて学んだ大会でした。」
「ドライバーの方向性、マシンに対してどこを求めているのか、チームとしてそこをしっかりと理解をした、前半戦でした。そして新たなトライをしているので、それを近いうちに結果として残せるように、後半戦は早々に巻き返しを図りたいと思います。表彰台にのぼり、また、ルーキードライバーではありますが、優勝も狙っていきたいと考えています。」
◆エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「今回は持ち込みのセットアップのポテンシャルがあまり高くなく、予選までに問題を解消して合わせきれませんでした。
53号車の予選が比較的に良かったので、そのデータを参考に、日曜日朝のFP2に対しては、エアロバランスとメカニカルのセットアップを見直し、初日の問題が大幅に改善できたので、決勝レースに対しては大きな変更をせずに臨みました。実際のレースでは前にずっと小林可夢偉選手がいて、クリーンエアで走れる時が少なかったのですが、前があいてクリーンな時のパフォーマンスは相当高く、ドライバーのフィーリングに関するフィードバックもかなり良いものが得られました。結果としてSUGO大会は、レースのセットについては良いものがみつかったものの、予選のショートランのパフォーマンスについて課題が残った大会でした。」
「前半戦、55号車三宅としては山あり谷ありでした。ルーキーとしては4戦目で表彰台獲得は三宅にとっても良い自信になったはずですが、後半戦、まだまだ表彰台にのぼり、そして、優勝もしなければならないと思っていますし、チームとして、前半戦の良かったところ、課題となったところをしっかりレビューして、後半戦に備えたいと思います。」