NEWS & RACES

  • TOP
  • NEWS & RACES
  • 三宅淳詞、SF車両で初の富士走行を終え、開幕2連戦に向けて手応えをつかむ
2022.03.24 News, Press

三宅淳詞、SF車両で初の富士走行を終え、開幕2連戦に向けて手応えをつかむ

3月22日(火)-23日(水)の2日間、全日本スーパーフォーミュラ選手権の2回目となる公式テストが、前回の鈴鹿とは異なるコース特性を持つ開幕戦開催地、富士スピードウェイで開催されました。

 

テスト初日は朝から冷たい雨のウェットコンディション。セッション1では数多くの車両が走行を見送るなか、三宅淳詞の55号車は10時10分のスタートと同時にコースイン。水しぶきをあげながら慎重に周回を重ねるものの、雨がみぞれにかわりコンディションは悪化の一路。6周回でピットに戻り、その後チームはタイヤ交換など、ピットワークの練習に時間を費やすことになりました。

 

初日午後のセッション2は降雪のため中止となり、明けた23日の富士スピードウェイは朝から快晴。

 

コースに出たものの本格的な走行には至らなかった初日の分も含め、2日目のセッション3と4では、ショートからロング、レースのシミュレーションまで、テストアイテムを多数こなし、開幕に向けて大きな手応えのあったテストとなりました。

 

2日間総合でのタイム結果は14番手、1分21秒799でした。

ドライバー 三宅淳詞 のコメント
初日はコンディションが悪く全然走れず、6周回しましたけが、スピンしないようにと、そればかりに集中して走っていました。2日目は、午前中予選向け一発のアタック練習をして、午後は決勝向けのロングランのメニューをこなしました。昨日走れなかった分、メカニックの方々も短時間にいろいろ尽力してくれて、さまざまなシミュレーションなどに取り組めました。そこで、まだまだ自分が取り組まなければいけないところも見えましたし、課題がはっきりしました。

SF車両で初めて走る富士でしたが、ロングランではトップグループの人たちにそれほど大きく離されないタイムで走れましたし、開幕戦は2レースあるので、なんとかトップ争いに絡めるレース展開にしたいです。応援よろしくお願いします。

 

監督 山本雅史 のコメント
三宅君の55号車は、午前中セットアップに若干苦労していたところがありましたが、富士で難しいといわれているセクター3を良いタイムで走れていましたので、蓮君の53号車の良いデータとうまくコリレーションとっていければ、と思っています。午後のロングも良いペースで走れていましたので、さらに課題を洗い出して開幕にのぞめれば、良いレースができるのではないかと期待しています。

 

エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
初日はスタートしたものの、雨でほとんど走れなかったのですが、その分、チームオペレーション、ピットの練習ができたので良かったです。

2日目は持ち込みのセットも含め、パフォーマンスは悪くなさそうだったので、テストアイテムをどんどん試して、良いところ、悪いところ、いろいろ出てきましたが、鈴鹿の時に比べると、だいぶ良くなったのかなと思っています。午後はロングランのセットからスタートし、ペースは周りと比べてそん色なかったのですが、車もドライビングもまだ改善の余地がありますが、パフォーマンスは悪くはなかったと思います。ショートランについては路面温度が低く、難しいコンディションの影響が大きかったと思いますが、車もドライビングも改善の余地があるので、開幕までに分析して改善したいと思います。

ピットのオペレーションについてもシミュレーションしましたが、さらにチームでミーティングをかさねて、開幕ではそれぞれが自分の仕事をしっかりこなして全体のパフォーマンスを上げられるようにしたいと思います。

team-goh-PR News, Press