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三宅淳詞、守りのレースに苦しみながらも8位入賞
最終戦は3ポイント獲得し、合計21ポイントでルーキーシーズンを終了
10月30日(土)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦、第10戦が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、TEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は、8位入賞でルーキーイヤーである今シーズンを終えました。
チームメイトである佐藤蓮と競っていたルーキー・オブ・ザ・イヤーは、第9戦終了時点で7ポイントを佐藤に先行されていたところ、本日3ポイントを獲得し4ポイント差まで縮めましたが、受賞には届きませんでした。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「昨日はほんの少しの差でQ1突破ができなかったので、今日の最終戦ではQ2進出を果たして前方からスタートする為に、昨晩チームの皆さんとドライビングをはじめ全てを見直した結果、今日はQ1突破することができ、それほど前ではないのですが、昨日よりは良い8番手からのスタートとなりました。スタートはここ数戦調子が悪かったのですが、原因について思い当たることもあり、昨晩はメカニックの皆さんに夜遅くまでデータやクラッチなど、全て見直し・確認をしていただき、今日は悪くないスタートでいけたのですが、難しいのは、昨日良かったロングが、今日は全然うまく走れない、という部分があり、追い上げていく予定だったのですが、結局守るレースになってしまいました。終盤は牧野選手に追われる展開でしたが、チームからの無線での情報や、OTSを駆使することで、上手くディフェンスすることができました。そういったところは、今シーズンを通して、成長できた部分かなと思います。
今季参戦にあたりお世話になった関係者の皆様、そして応援してくださったファンの皆様、ありがとうございました」
監督 山本雅史 のコメント
「昨日のレースは良かったのですが、課題となっていた予選についてダイナミックにセットアップを変更しました。それが良い方向にいって、Q1突破、予選は8番手となりました。
決勝レースについても昨日のものからちょっとセットアップをいじったのですが、それが上手い方向にはいかず、フロントのアンダー傾向が強く、ドライバビリティが低いセッティングなったしまったことで、ドライバーにはかわいそうなことをしました。それでも、途中アップダウンはあったものの、なんとか堪えて8位でフィニッシュ、ポイントをとってくれたので良かったと思います。色々課題もありますので、来年に向けて、さらに良いチーム作りをしたいと思います」「
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「予選はQ1突破できるクルマに仕上げるというのが命題でしたが、ドライバーもドライビングを頑張ってくれて、今日はQ2進出がかない、決勝はポイント圏内の8番手からスタートとなりました。予選は昨日のラウンド9から改善できたという点で評価できると思います。
一方、レースについてはセット側での課題が大きく、昨日のベースセットからパフォーマンスが下がってしまったことでスタートポジションの8番手から順位を上げられなかったのかなと、残念に思います。戦略的にも早めにピットインさせることしかできない状況だったので、もう少し車両のパフォーマンスが高ければ違った戦略がとれたのかなと考えています。来季は車両がかわってくると思いますので今年の経験が生かせるか現時点ではわかりませんが、今後に諸々つなげていければなと思います」