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三宅淳詞、第3戦はマシントラブルにより完走ならず。3戦連続でのポイント獲得を逃し、次戦オートポリスに意欲
4月23日(土)/24日(日)、鈴鹿サーキットで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権ラウンド3が開催され、決勝21番手からスタートしたTEAM GOHの55号車を走らせる三宅淳詞は、終盤ミッショントラブルが出てしまい、残念ながら6周回を残して完走できず、3戦連続でのポイント獲得はかないませんでした。
◆ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「今回はFP1からセットアップに苦労しまして、予選のアタックでうまくまとめることができず、決勝は最後尾からのスタートでした。それでも安定したペースで走ることができ、徐々にポジションも上がっていったのですが、残念ながらマシントラブルで完走できませんでした」
「第3戦鈴鹿大会を通じて、いかに走り出しが大切かということを学びまして、次戦オートポリスについては、サーキットに入る前からの準備にもより力を入れてのぞみたいと思います」
◆監督 山本雅史 のコメント
「三宅くんの55号車についても、持ち込みのセットアップが合わずにドライバーに苦労かけました。土曜日の午前中のFPは気温や路面温度など大変難しいコンディションで、暑いなら暑いで良いのですが、非常に微妙なところでした」
「レースに『たら・れば』はないのですが、持ち込みのセットアップでうまくいかないとなった時、早い段階でがらっと方向性をかえてしまった方がよかったのだと思います」
「決勝では最後尾からのスタートで、それでも安定した走りをみせてくれていましたが、終盤でミッショントラブルが出てしまい、残念ながらリタイヤとなりました。ドライバーには申し訳ないことをしました」
「次のオートポリスで同じ症状が出ないようしっかり原因究明をし、次戦にのぞみたいと思います」
◆エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「今回、土曜日のFP1から予選に向けてセットアップ変更するにあたりミスがありました。そこを見直して、日曜日の決勝に向けてロングとウェットのセットアップについてシミュレーションしたりして、53号車とは違ったアプローチで変更を施しました」
「日曜日、午前中のFP2では、セクター1でアンダーステアが強く出てしまい、空力特性など、狙ったところと近いところまではきていたのですが、改善しきれないまま決勝を迎えることになりました。最初はそこそこのペースで走れていたのですが、雨量が少なくなり、周りがトライアップしてペースをあげていく中で、やはりセクター1でのアンダーは解消できず、周囲と同じようにペースをあげていくことができませんでした」
「終盤に出てしまったミッショントラブルは、メカニカルではなくソフトの問題かなと思いますが、まだ原因は確定できておらず、これからデータ分析をして究明します」
「次戦に向けては53号車の良かった部分なども参考に、さらにデータを分析してのぞみたいと思います」