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スタート時のペナルティが重くのしかかる結果に
2020年8月30日
株式会社チームゴウモータースポーツ
<2020 NTT INDYCAR SERIESレースレポート>
第8戦:ゲートウェイ500第1レース(200周回)
開催地:ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイ / オーバル / 1.25マイル(2.01km)
予 選:11位 決 勝:15位
スタート時のペナルティが重くのしかかる結果に
~ゲートウェイ500第1レースは15位でチェッカー~
デイル・コイン・レーシング with チームゴウのアレックス・パロウは、今期第8戦となるゲートウェイ500第1レースのスタート時、グリーンフラッグが振られる前に発生したパイルアップ、多重クラッシュに関連して課された遺憾と言わざるを得ないペナルティで最後尾からのスタートに。結果、ホンダエンジン搭載、ギャランティード・レート社スポンサーの55号車をドライブするパロウは15位でチェッカーを受けました。
スタートのフォーメーションラップからペースカーが退き、フロントストレッチでいよいよグリーンフラッグへという時に前車が減速。11番手からスタートのパロウも前車に合わせて減速、接触を避ける為にラインを飛び出し、かろうじて走り抜けることに。パロウは無傷だったものの、後続車がスピンしてしまい、その結果、接触を避ける為とはいえグリーン前に隊列から外れてしまったことで、ペナルティを科されてしまいました。
このペナルティにより、14周回で18番手からリスタートとなった55号車のパロウは、63周回目の最初のピットストップまでに11番手までポジションを上げましたが、その後は15番手で周回を重ねていきました。
102周回目の小雨によるコーションの数周回前にトップ10に浮上してきていたパロウは、しかしながら、122周目のリスタートでは13番手に後退。
パロウはレース終盤、最後のピットストップまで可能な限りコースに残り、チャンスとなり得るコーションを期待していましたが、そのまま15位でチェッカーを受けることになりました。
◆アレックス・パロウのコメント
「スタートが普通ではありませんでした。グリーンフラッグが振られる直前のタイミングで、前車との接触を避けるためにラインから外れたのですが、グリーン前だったということで、それがペナルティとなってしまい、最後尾からのスタートになってしまいました。そこからは自分たちのペースを上げる努力をするだけのレースでした。イエローが出た時は多少ラッキーでトップ10に入ることができましたが、リスタートでいくつかポジションを落としてしまいました。再度コーションが出ることを期待して、最後のピットストップまで可能な限り長く走り続ける作戦でしたが、僕らの期待どおりには運びませんでした。明日もレースがありますし、55号車の仕上がりは良いので頑張ります。」
ワールド・ワイド・テクノロジー・レースウェイで開催される第2レース、アレックス・パロウは14番グリッドからスタートします。ダブルヘッダー・ウィークエンドの第2部は、現地時間午後2時45分(東部標準時午後3時45分)にグリーンとなり、日本では、31日(月)午前4時からGAORA SPORTSで生中継される予定です。