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三宅淳詞、雨の第7戦はセーフティカー導入中に前車に追突しリタイア
2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦が、8月20日(土)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われ、16番グリッドからスタートしたTEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は、セーフティカー導入中に前車に追突し、リタイアとなりました。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「もてぎは抜きにくいコースなので、予選と、決勝のスタートが大切だと思っていました。金曜日の走り出しでは、中盤まで上位グループにいられたのですが、僕がクルマのフィーリングをすぐにフィードバック、対応してしまったことが裏目に出て、刻々と変化する路面コンディションなどに対して、逆に後手にまわってしまったところが反省点です」
「FPから今朝の予選に向けてみつかった課題もありましたが、セットの修正と自分のドライビングの修正、両方が不足していて、タイムを伸ばしきることができず16番手となりました。金曜日のFPでは気温も高く、ダスティな路面状況の中でも上位グループで走れていたので、クルマのポテンシャルはかなり高いと思っています。データを見直し、ドライビングの変更についても確認して、第8戦の決勝は前からスタートできるよう明朝の予選アタックにのぞみたいと思います」
監督 山本雅史 のコメント
「予選は53号車と同じ方向性で動いていたので、53号車と55号車の結果は同じような感じになり、良いところに収めきることができずに16番手でした」
「決勝は最後までスリックでいくか迷っていましたが、雨の量が多くなり、ぎりぎりでウェットにする判断をしました。レースはなかなかペースを上げられずに苦しみましたが、SCが入った後にフォーメーションが崩れ、前車に近づこうとして、水しぶきで全く見えない中、追突してしまい、三宅君はリタイアとなりました。方向性は間違っていないと思うので、これからしっかりミーティングで詳細をつめ、明日に備えます」
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「予選Q1のトップタイムは、コンディションの違いもありますが、昨年のSFもてぎ大会のポールタイムよりも速いもので、我々としてはコンディションに対する合わせ込みが不足していたと考えています。明日の予選に向けてはセットアップのコンセプトから大幅な見直し、修正が必要です」
「決勝は、ウォームアップの時点ではドライだったのですが、ドライのセット確認をしたのですが、アンダーが強く出てしまい、レースでパフォーマンスが低くなるため、グリッドで修正するアイテムを加えたのですが、レースはウェットになってしまいました。決勝序盤はペースが上がらずに苦しみましたが、内圧が上がって落ち着いてからはペースも改善ができ、また、コンディションの違いはありましたがアンダーについても改善ができ、良いデータもとれました。明日に向けてはトップに対して速さが不足していることもあり、予選だけでなくレースセットの見直しもします」