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佐藤蓮、Rd.3 鈴鹿大会は10位フィニッシュ、1ポイント獲得
4月24日(日)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権のラウンド3鈴鹿大会決勝が行われ、15番グリッドからスタートしたTEAM GOHの53号車、佐藤蓮は、31周回のレースを10位でフィニッシュ、ラウンド1に続き1ポイントを獲得しました。
◆ドライバー 佐藤蓮 のコメント
「前回の富士開幕戦は、うまくいき過ぎていたんだ思いました。今回、土曜日のFP1でフィーリング良く走ることができなかったのですが、そこからいかにリカバーしていくのか、そこがいかに大切か、反省もあり、とても勉強になった大会でした」
「予選はFP1からはセットアップの方向性をかえてQ1にのぞみましたが、1回のアタックでしっかりまとめきることができなかったのでQ2に進めず、決勝は15番手からのスタートとなりました」
「決勝レースは後半で雨量が減ると思っていたので、前半、ウォータースプレーで前が全然見えずに正直怖かったのですが、タイヤマネジメント、特にフロントを意識して大切に走り、後半は1台ずつ抜いていき、終盤チャンスを見逃さずに10番手に上がることができました。戦略としても良かったのかなと思っています」
「次のオートポリスはSFマシンで初めて走るサーキットなので、事前の準備をチームとしっかり進めてのぞみたいと思います」
◆監督 山本雅史 のコメント
「今回は、微妙なコンディションにセットアップが合わず、改めてこの時期の鈴鹿の難しさを感じました。決勝は、佐藤蓮、本人の納得のいくレースをして欲しかったので、ウォームアップの8分間で蓮が感じたことを、僕とエンジニアと3人で相談した上で、最後にグリッドで1ポイント、エアロについてアジャストを入れました。それが本人としてはとても良かったみたいです。このコンディションの中で、よく頑張って1ポイント獲ってくれました。次につながるポイントだと思います」
◆エンジニア ライアン・ディングル のコメント
「今回用意していたアイテムがコンディションに合わなかったため、FPから予選に向けて方向性をかえることになりました。フロント、リアの車高を変更するなど、よりダウンフォースを得られるように検討したりしました。ただ、セットアップの方向性を変更後にFPなしで予選からいきなり走るというのは難しく、クルマは良い方向にいったのですが、予選の一発でしっかりきめるというの厳しく、Q1で敗退となりました」
「決勝日の朝のFP2ではマシントラブルがあり、あまり走れなかったのですが、ウォームアップで得られたものを最後にアジャストしてドライバーを送り出しました。蓮はポテンシャルの高いドライバーなので、ウェットの難しいコンディションの中で、マシンをうまく走らせてくれて、ポジションも上がり、ポイントを獲得できました。次戦に向けては、さらにデータを分析して、準備を進めます」