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9番手スタートの三宅淳詞、スタートの出遅れとピットワークでジャッキトラブルがひびき15位フィニッシュ
・8月21日 予選: 9番手(1分30秒730)
天候:曇り、27℃ 路面:ドライ、32℃
・8月21日 決勝: 15位
天候:晴れ、31℃ 路面:ドライ、45℃
8月21日(日)に栃木県のモビリティリゾートもてぎで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第8戦が行われ、9番手からスタートしたTEAM GOHの55号車、三宅淳詞は、スタートで出遅れてポジションダウン、さらに終盤のピットインでジャッキトラブルに見舞われてしまい、15位でチェッカーを受けました。
◆ドライバー 三宅淳詞 のコメント
「昨日レース終了後に僕自身のドライビングについて悪い部分を伊沢拓也アドバイザーから指摘され、今朝はいきなり予選だったのですぐさま改善することは難しかったのですが、なんとか改善の方向に修正ができ、クルマのセッティングも良くなっていたのでQ1突破ができました。Q2はもう少し曲がるクルマにした方が良かったのかなとも思いますが、なんとか9番手、一桁のグリッドを確保できたので、ここ数戦の流れの中では良かったです」
「決勝はスタートで出遅れてしまいましたが、マシンバランスも周りのクルマのポテンシャルと比べても良かったと思いますし、なんとか追い上げていく展開ではあったのですが、終盤のピットインでトラブルがありロスしてしまい、上位でゴールはできませんでした。でもここ2戦接触でリタイアが続いていたので、後方ではありますがチェッカー受けられて、流れをかえるという意味でも良かったと思います。また、ロングペースもトップと比べればまだまだですが、金曜日のFPや昨日のレースと比べて良い方向に向かっているのは確かです。次の鈴鹿はルーキーの僕が既に走った経験があるサーキットですし、2戦ともに予選から上位にいけるよう頑張ります」
◆チーム監督 山本雅史 のコメント
「予選9番手だったのですが、スタートで順位を落としまいました。その後のレースペースは悪くなかったので、53号車と同じく引っ張る作戦でいき、53号車よりも少し後にピットインしたのですが、ピットワークでフロントジャッキに誤作動が出てしまい、結局集団の後でコースに戻ることになってしまい、それが残念でした」
「今日は2台ともに入賞でポイント獲得できる可能性があったので、残念でした。ただ、方向性は十分に戦えるということが証明できたと思いますので、鈴鹿に向けて準備を進めます」
◆エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
「昨日課題となった部分と、セットアップのコンセプト自体を見直して今日の予選にのぞみ、今日はQ1突破できたことがまず良かったです。クルマのパフォーマンスも技術レベルもラウンド7よりかなり改善できていました。今回2レース制ということで、1レース目での課題を2レース目で改善するということができて、良かったと思います。トップと比べるとまだタイム差があるので、まだ何かしら策を施してパフォーマンスを上げていく必要があります」
「レースについては、ロングランのセットが昨日のウォームアップと同じようなバランスになってしまい、うまく問題点を改善することができませんでした。レースのロングランについては53号車の方がバランスが良いようなので、そのデータを分析して、鈴鹿に生かせる良い部分はこちらでも取り入れたいと思います」