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佐藤蓮、富士大会第2戦は13位。2戦連続ポイント獲得はならず、次戦に意欲
4月10日(日)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開幕富士大会の2戦目、ラウンド2が開催され、4番グリッドからスタートしたTEAM GOHの53号車を走らせる佐藤蓮は、41周回のレースを13位でフィニッシュしました。
Q1では四輪脱輪があり1回目のアタックが不発に終わった佐藤。2回目のアタックで辛くもB組6番手でQ1を突破し、Q2ではフィーリングも良く決勝4番グリッドを手にしました。
決勝はスタートで出遅れ集団のトラフィックの中で走ることになり、ピット戦略も噛み合わないまま、ポジションキープの状態のレースが続き、最終的に13位でチェッカーを受け、2戦連続でのポイント獲得はかないませんでした。
◆53号車ドライバー 佐藤蓮のコメント
「今日は予選P4、決勝P13でした。予選Q1ではアタック1回目で四脱があり、仕切り直して2回目のアタックでなんとか通過できました。Q2ではセットアップをアジャストして挑みましたが、良いフィーリングで走ることができ、P4となりました」
「決勝はスタートで出遅れてしまい、その後ミニマムの戦略でアンダーカットを狙おうと思ったのですが、ピットロスが多く、トラフィックの中で走ることになってしまい、ペースを上げられずにポジションキープの状態に甘んじることになりました。全体的にうまく嚙み合わないレースとなってしまいましたが、次戦に向けて分析を進めて、解決したいと思います」
「次の鈴鹿は昨年12月と今年3月と、テストで2回走っていますが、チームとしてもかなり自信をもてるサーキットなので、上位から良い蹴り出しができるよう予選からしっかり頑張りたいと思います」
◆チーム監督 山本雅史のコメント
「今日の佐藤君ですが、Q1は、Aコーナーでオーバーランしてしまい、1回目は無駄になってしまいました。厳しい状況でしたが、なんとか2回目のアタックで6番手につけてQ2に進出しました。Q2ではもう少しいけるかなとも思ったのですが、P4で、まずまずの予選結果だったと思います」
「決勝はスタートのクラッチが、色々考えすぎた結果遅れてしまい、ポジションを大きく落として集団の中に埋もれてしまいました。その後、私たちの反省としては、戦略的に早めのピットインでクリーンエアに入れるつもりだったのですが、タイミングが合わず、ここは、今後チームの底上げに関する課題です。今週末、開幕富士大会の2日間で佐藤君も私たちチームスタッフも多くを学んだので、次戦にフィードバックしたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」
◆53号車エンジニア ライアン・ディングルのコメント
「予選は昨日のセットアップをベースに微調整しましたが、1回目のアタックで四脱があって、2回目のアタックでぎりぎりQ1を通過しました。Q1から戻ってきてすぐにデータを分析し、微調整を施してQ2に送り出しましたが、フィーリング良く走れ、2番手と4/100秒位の差のP4でした」
「決勝でもフィーリングは良かったのですが、戦略やタイミングが良くありませんでした。ピットアウト後、結局エアロも少なく、ドライバーとして何もできない状況の中で走らせてしまい、ドライバーに申し訳なく思っています。今後、チームがその時々の状況の中で、いかに判断をし、実行するのか、もう少し、チームとしてのスキルを上げていきたいと思います」