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2022.04.11 News, Press, Races

三宅淳詞、富士大会第2戦は5位入賞。開幕2連戦ポイント獲得

4月10日(日)、富士スピードウェイで2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権のダブルヘッダー開催となる開幕大会第2戦目が行われ、TEAM GOHの55号車をドライブするルーキードライバー、三宅淳詞は5位でフィニッシュ、SFデビューレースから2戦連続で入賞を果たし、ポイントを獲得しました。

前日のラウンド1でセットアップに悩みがあった55号車は、前日速さのあった53号車のセットアップを参考に車両を修正。それがぴったりはまり、三宅はトップタイムでQ1突破となりました。しかしながら、あいにくQ2ではうまくアタックを調整することができずに、決勝は9番手スタートとなりました。

 

決勝レースで三宅はスタートをしっかり決めてみせ、その後もペース良い走りで危なげないレースを展開。最終的に5位でチェッカーを受け、開幕2戦連続でポイント獲得の週末となりました。


 

◆55号車ドライバー 三宅淳詞のコメント

「Q1はトップタイムで通過できましたが、Q2では僕のスイッチ操作のミスでうまく合わせることができずに、9番手で終わってしまいました。それでも決勝では、スタートも上手く決められて、ペースも良く、5位まで追い上げることができ、表彰台には届きませんでしたが、良いレースができたと思います」

 

「次戦の鈴鹿はコース特性も雰囲気もかわりますし、そうそう簡単にはいかないと思いますが、精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします」

 

◆チーム監督 山本雅史のコメント

「今日の三宅君ですが、予選は素晴らしい走りでQ1はトップタイム。Q2はタイヤを上手く使いきることができずに9番手という結果でした。レースはスタートがとてもうまくいって、その後のペースも良く、途中昨日優勝した平川選手をオーバーテイクする場面もあり、ピットにいる私たちを大いに興奮させてくれました。ただ、そこはさすが平川選手で、そうそう簡単にはいかず、また平川選手に抜き返されることになりました。全体ではセオリーどおりの良い戦略を実行し、うまく運んだ感じです。最後、ペースは良い感じだったので4位の山下選手を抜けるかなという思いもありましたが、少し厳しく、5位という結果になりました」

 

「53号車の佐藤君と、三宅君、ふたりともルーキーらしからぬ落ち着いた走りをみせてくれているので、今年1年が楽しみです。ふたりの応援、よろしくお願いいたします」

 

◆55号車エンジニア 岡島慎太郎のコメント

「本日の予選は、昨日ラウンド1の予選で53号車が速かったので、そのセットアップを参考にして、エアロバランスとメカニカルバランスを調整してのぞんだところ、見事にトップでQ1を通過できました。Q2では、車両側にトラブルが出てしまったのですが、アタックに向けてうまくまとめられず、9番手にとどまる結果でした。それでもセットアップを含め、車両のパフォーマンスは上がっており、前日のラウンド1より進化したと思います」

 

「レースは、ラウンド1のセットアップから微調整してのぞみましたが、三宅選手のスタートもきまって、P9からP7にジャンプアップでき、平川選手の後ろを走ることになりました。良いペースで走れており、当初ピットインはミニマム戦略でいこうと思っていましたが、53号車のポジションやタイミングもあり、途中でひっぱる方向に変更し、レース中盤でのピットインになりました。ピットアウト後もうまい感じで入れて、ペース良く走ることができ、5位でフィニッシュできました。ドライバーもチームも多くを学び、1歩前進できた週末でした。次の鈴鹿に向けてはさらに上を目指し、表彰台を狙っていきたいと思っています」

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