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トラフィックの中で苦戦を強いられ12位フィニッシュながらも、三宅淳詞、ファステストラップを記録!
10月29日(土)、2022年全日本スーパーフォーミュラ選手権第9戦が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、14番グリッドからスタートしたTEAM GOHの55号車を駆る三宅淳詞は12位でフィニッシュ。ポイント獲得には届かなかったものの、12周目に1分40秒056のファステストラップを記録しました。チームメイトの佐藤蓮と争っているルーキー・オブ・ザ・イヤーについては30日(日)の今季最終戦となる第10戦で7ポイント差を追いかける立場になりました。
ドライバー 三宅淳詞 のコメント
予選で後方に沈んでしまったのが厳しかったのですが、スタートも前大会のもてぎに続いてあまり上手くいかず、順位を落としてしまったので、原因をみつけないといけません。その後はクルマの調子が良く、ピットイン後の前が詰まっている状態で走っている中でもファステストを記録することができたことからも、予選で前方のグリッドを確保できれば、表彰台や優勝さえも狙っていけるポテンシャルを感じています。明日に向けて、チームとともに課題解決に向けて力を尽くします。
監督 山本雅史 のコメント
三宅君は、Q1で約1/100秒が足りずにQ2に進むことができずに、14番手からのスタートでした。結果的にファステストは記録しましたが、混戦しているトラフィックの中に入ってしまい、自分のペースが作れずに、ちょっと厳しいレースになってしまいました。明日の最終戦については、解決すべき課題は解決し、しっかり良い方向をみつけて、良い結果を出すべく頑張ります。
エンジニア 岡島慎太郎 のコメント
予選は1/100秒足りずにQ1突破できなかったのですが、それはセットももう少し、ということと、ドライビングにも課題があったと思いますので、お互いそこを詰めていく必要があります。トップに対してパフォーマンスの差があることもあり、予選セットは明日に向けてまだ大きく見直す必要があります。決勝はスタートでつまずいたことがありますが、レースのパフォーマンスはかなり良かったと思います。戦略的には10週目にピットインし、アンダーカットを狙っていたのですが、他の選手に引っかかってしまったことにより、後半ペースを上げることができなかったのがもったいなかったので、戦略についても再考します。セットについてはパフォーマンスが高かったと思いますし、実際ファステストも出せているので、その決勝セットの良い部分を予選にも活かせる方向で検討したいと思います。